海外旅行向けシエラレオネ:イギリス原産の火打石&優れた湿地米栽培技術を持つ人々をアメリカ市場で高価格取引!負の遺産が数多く残る無人島🏝霊長類学者が訪問しチンパンジーを国の動物に指定された保護区🐒など国深掘り紹介!🌊🍷🌾
1、特徴

①時間 通貨 気候⏰💸🌞
・直行便はなく、最短飛行時間は、乗り継ぎを含めて約25〜30時間
・日本との時差9時間
・1レオン = 約6.52円
・物価は日本の数分の一と非常に安いが、近年高いインフレ(物価上昇)が続き、為替レートによって変動幅が非常に大きい
・国土全体が高温多湿な熱帯モンスーン気候。乾季(冬)に、サハラ砂漠から乾燥した砂塵を含んだ季節風「ハーマッタン」が吹き、視界が霞む
②文化👩🍷💫
・サンデ社会 → 女性だけの秘密結社(社会組織)。少女が成人の儀礼を迎える際、森の学校(隔離キャンプ)で実践的な道徳,生活の知恵,社会のルールを学ぶ
・パーム(地酒)ワインミュージック → ヤシの木から採れる地酒を飲み夕暮れ時の酒場でアコースティック(非常にリラックスしたほろ酔い気分)ギターを奏で、即興で歌い合った(名前の由来)
・ランタンフェスティバル → ラマダン(断食月)の終わりを祝う行事や独立記念日に開催。テーマは、奴隷貿易の歴史,植民地時代の記憶,宗教的なモチーフの光の祭典
③料理🌊🥜🌾
☆豊富な海産物やヤシ油(パーム油)をベースにし、煮込み料理(スープやシチュー)をご飯(年間消費量は日本の水準に匹敵)にかけて食べる
・キャッサバリーフ → キャッサバ(芋)の葉を細かく刻み、魚や肉と一緒にヤシ油などで、水分が飛んで油が表面に浮き出るまでじっくり煮込んだ料理。ほうれん草に似た風味
・グラウンドナッツ・スープ → 落花生のペーストをベースに、肉,魚,野菜を煮込んだコクのある甘辛いスープ。キャッサバの粉を練って作った餅のような主食「フフ」を千切って浸して食べる
④お土産🎭🪡🥜
・ソウェイ仮面 → 女性が着用(珍しい)する植物の染料で真っ黒な木彫り仮面。高く結い上げた精巧な髪型,ふくよかな首のしわ(富と健康),小さく結んだ口元が特徴(気高さと美しさの理想像)
・ガラ布 → 現地の職人が手作業で鮮やかに染め上げるテキスタイル(社会的な意味や民族のアイデンティティ)文化を象徴するタイダイ(絞り染め)技法。元々はクポクポ(手織り布)が富の象徴
・グラナッツケーキ → 砕いたピーナッツを砂糖で固めたピーナッツ・ブリトル(飴)。小麦粉を使ったスポンジケーキではなく、現地では塊のお菓子を総称してケーキと呼ぶ文化
2、観光地
首都:フリータウン
①バンス島🏝
[全体的な特徴]
・17世紀~19世紀に、アメリカ大陸やカリブ海へ向かう大西洋奴隷貿易の要塞化された中継拠点として機能した、歴史的な負の遺産(城壁,監視所,奴隷の収容房,入植者の墓の廃墟)が数多く残る無人島
[深掘り情報]
・「フリント」(イギリス原産の火打石)。イギリスからバンス島の貿易船は、行きは荷物が軽いため、船のバランスを保つために石を積み、大勢のアフリカ人を乗せる際、重くなった船を浮かせるために海岸に捨てた
・18世紀、アメリカの白人農園経営者は、米の自国栽培を模索するが現地の環境に適した技術がなく、優れた「湿地米栽培技術」を持っていた人々に目を付け、バンス島から送られるアフリカ人は、アメリカ市場で非常に高い価格で取引
②タクガマ・チンパンジー保護区🐒
[全体的な特徴]
・豊かな熱帯雨林に位置し、違法なペット取引や密猟から救出された100頭以上のチンパンジーを保護し、野生復帰に向けたリハビリと啓発活動
・「ブラッド・ダイヤモンド」(内戦の資金源)のイメージが強く残る国だが、世界的な霊長類学者が訪問した際、政府はチンパンジーを国の動物に指定した以来、負のイメージだったダイヤモンド依存から脱却
[きっかけエピソード]
・創設者の夫妻は環境保護の専門家ではなかったが、木に縛り付けられている野生のチンパンジーの赤ちゃんを見つけ、わずか20ドルで買い取って保護し、「ブルーノ」(初代保護個体)と名付け、自宅で育てたことがきっかけ
・ブルーノ率いる、31頭のチンパンジー(人間の何倍もの怪力を持つ)が保護区から集団脱走し現地はパニック。最終的に徐々に保護区へ戻るか回収されたが、ブルーノだけは現在も行方不明
