5/16(土) 月1の不登校親の会をしました
この日は、4名の保護者の方と3名のお子さんにご参加いただきました。
お越しくださり、本当にありがとうございました。
保護者の方は以前から参加してくださっていましたが、お子さんは今回が初参加というご家庭もありました。
最初は少し緊張した様子でしたが、ゆいりんくスタッフの子どもたちと遊ぶうちに少しずつ表情がやわらぎ、外の公園で遊んだり、カードゲームを楽しんだりする姿が見られました。
また、以前開催したメタバース企画をきっかけに、パソコンのブラインドタッチを練習しているお子さんも参加してくれました。
その場でタイピングを披露してもらったのですが、速さにびっくり!数か月前に始めたとは思えないほど上達していて、子どもが夢中になった時の吸収力のすごさを改めて感じました。
何より、自分から挑戦し、できることを増やしている姿に、とても感動しました。
親の会で聞かせていただいたこと
親の会では、それぞれの近況や悩みについてお話を伺いました。
この春、お子さんを取り巻く環境が大きく変わり、その影響で食事が取れなくなったり、体重が減ったりしているというお話がありました。
子どもが元気をなくしていく姿を見るのは、本人はもちろん、支える家族にとっても本当につらいことです。
それでも、「親まで一緒に落ち込んではいけない」と気丈に振る舞っている方も少なくないと思います。
振り返ってみると分かることですが、苦しかった時期を抜けた後に、「あの時はあれが精一杯だった」「あれが今思えばベストな状態だった」と感じられる日が来ることがあります。
今まさに渦中にいるときは難しいかもしれませんが、そんな視点もあることを知ってもらうだけでも、少しは心が軽くなれば、と思います。
また、初めて参加されたお母さんからは、
「悩んでいるのが自分だけじゃないと分かって、ほっとした」
という声がありました。
他にも、
「当事者同士だからこそ話せることがある」
「少し先を歩いている保護者の話を聞くと安心する」
といった声も聞かれました。
親の会には答えがあるわけではありません。
それでも、同じ経験をしている人と話すことで、気持ちが少し軽くなったり、先の見通しが持てたりすることがあります。
そうした時間の大切さを改めて感じました。
心療内科はいつ受診する?
話題のひとつに、心療内科や精神科への受診についての相談もありました。
「まだそこまでではない気もするけれど、受診した方がいいのだろうか」
そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
参加者からは、
「本当に必要になってからでは予約が取れないことも多いので、状態が落ち着いている時に一度つながっておくのもひとつの方法」
という意見が出ました。
地域によって状況は異なりますが、初診予約まで数か月待ちというケースもあります。また、高校生になると子ども対象の心療内科を受診できない、ということもあります。
いざという時に相談先があるという安心感も含めて、早めに情報収集をしておくことの大切さを感じました。
学校に行かないと勉強はどうなる?
「勉強の遅れが気になる」
という相談もありました。
特に、お子さん自身が勉強に苦手意識を持っている場合、親としては心配になります。
そんな中で出たのは、
「まずは夢中になれるものを見つけることが大切かもしれない」
という意見でした。
好きなゲームをするために英語を調べたり、興味のあることを深掘りしていく中で自然と学びにつながったり。
誰かにやらされる勉強ではなく、自分から知りたいと思って学ぶ。
そんな学び方ができたら素敵だね、という話になりました。
学校への要望は伝えてもいい
学校との関わりについても話題になりました。
「個人的なお願いをしてもいいのだろうか」
「迷惑だと思われないだろうか」
そんな不安を抱えている方もいます。
参加者からは、
「遠慮しすぎず、必要なことは伝えていいと思う」
「口頭よりも文章でまとめて渡した方が伝わりやすい」
という経験談が共有されました。
保護者が一人で抱え込まず、学校と相談しながら環境を整えていくことも大切な選択肢のひとつだと感じます。
「多様な学びプロジェクト」のホームページに『学校への依頼文』のテンプレートがあります。ぜひご活用ください。
7月は、定期開催をお休みし、「不登校フェスタ」を開催します。
以前、広島市不登校親の会主催者同士が集まったのをきっかけに、不登校当事者の保護者と居場所運営者を中心に準備中です。
ご興味のある方はぜひ参加してください。
最新の情報は、Instagramを見てください。
日時:6月20日(土) 13:00~16:00
場所:南区地域福祉センター
