noteを始めた理由。演じることを、諦めきれなかった
これは、ただの自己紹介ではありません。
何度も「やめよう」と思ったのに、どうしても諦めきれなかった——
そんな表現への想いを、いま一度、言葉にしてみようと思います。
最初から「演じること」に強い憧れがあったわけではありません。
養成所に通い、仲間たちと切磋琢磨しながら演技に向き合う中で、
少しずつ、自分の中で「これは自分にとって特別だ」と感じるようになっていきました。
特に好きなのは、身体に感情が乗っかってくる、あの瞬間。
自分ではない誰かを生きながら、確かに自分の一部が呼応する。
その感覚が、今も自分を突き動かしています。
実際、「芝居から離れるべきなんじゃないか」とか、
「夢を諦められたら、どんなに楽になれるだろう」と思ったことは、何度もありました。
芝居は、簡単に結果が出るものじゃない。
努力が報われるとは限らないし、年齢のことや現実的な生活を考えると、
「本当に続けていていいのか?」と不安に押しつぶされそうになる瞬間もあります。
でも、舞台に立ってしまうと、もうダメなんです。
「やっぱり自分にはこれしかない」と思ってしまう。
離れたはずなのに、舞台袖で出番を待っているあの感覚が、
自分の心に戻ってくる。
だからこそ、今このタイミングでnoteを始めました。
表現することを、人生の軸に据え直したい。
たとえゆっくりでも、誰かに届けていきたい。
そのためにはまず、自分の想いや言葉を、逃げずに書いていくことが必要だと感じたからです。
このnoteは、特定の誰かに向けたものではありません。
すべての人に届けたいと思っています。
みんな、もっと自分の感情に素直になっていいと思う。
もっと「やりたいこと」を選んで、生きていいと思う。
その一例として、ぼくは演じることを選びました。
諦めきれなかったことを、もう一度始めます。
