干し柿のオレンジと黒いパスタ。今日の台所が見せた景色。

乾燥させていたレモンマートルが、いい感じになって来ました。

今朝も庭に出て、ひんやりした空気を吸い込んでから一日が始まります。


朝ごはん。
プレーンベーグルにブルーチーズをのせて、
もう一つはカルダモンとレーズンのベーグルを。
これで最後の干し柿。
残しておいた一つは、息子が気に入ってくれたので息子の分に。

開いたベーグルの、トーストされたブルーチーズの横に干し柿のスライスをそっと添えてサンドにしました。
干し柿の仕上がりによって、茶色く深まったところとオレンジが残るところ。
その自然なコントラストが美しくて、しばらく眺めていられそうでした。

焦げめの茶色、りんごの赤、干し柿の茶色とオレンジ。


落ち葉の重なりを思わせる、くすんだ温かみのある色合いがとても落ち着きます。

好きなもの同士がひとつにまとまると、味わいにも深さが生まれて、最後にふさわしい美味しさでした。
カルダモンとレーズンのベーグルも、ちぎりながらじんわり味わいました。

家族それぞれのものを朝ごはんに出し、


あると便利なのでじゃがいものソテーも少しだけ作っておきました。
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昨日、スーパーで契約農家さんの白菜に目が留まりました。
ふわりとやわらかい姿で、一瞬白菜のように見えないほど。
その新鮮さに惹かれて、一株連れて帰りました。

大きすぎない白菜を選ぶことが多いのですが、
横から見たときのフォルムに「らしさ」があって、思わず見入ってしまいました。


底の芯をカットして、手でやさしく割いていくと、どこまでも続くふわふわ。


野菜ひとつで、色や質感、景色が広がっていく時間がすごく好きです。


丁寧に扱っていると、その行為自体がさらなる丁寧さを呼んでくれて、
自然と手仕事のリズムが整っていきます。
今日は天日干しにしました。
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お昼ごはん。
週末の〆はイカスミパスタに。
ペーストがあったので、それを活かしました。

オリーブオイルとにんにくで香りを立て、
いったん取り出してから玉葱を焦がしめに炒め、


イカスミペーストと白ワイン、茹で汁を加えます。
ここで、朝作ったじゃがいものソテーも再登場。

ペーストが入った瞬間、
フライパンの世界が一気に変わるあの感じが好きです。


周りの空気を引き締めて、一瞬でフォーマルな表情になる。


フォークに絡めるたびにウキウキして、
たまに食べるとやっぱり魅力的だなと思う味わいでした。
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今日も台所で、色合いと香りの変化を楽しみながら、
心地よく、丁寧に作業ができました。
こうしたひとつひとつの積み重ねが、日々の台所を深めてくれる気がします。
