アート系読書感想文[4]フェルメールの囁きーラピスラズリの犬
ボストンの美術館で盗まれて以来、30年以上行方不明だったフェルメールの名作「合奏」が、パリ郊外にある旧家の蔵で発見された。はたして本物か贋物か? この絵をめぐってパリを舞台に繰り広げられる国際的マフィアの陰謀と、巻き込まれた少年、少女。恋あり、冒険あり、殺戮ありのサスペンス。実は、この物語はナチス支配下のオランダから始まっていた……。
2021年の書籍なんですけど。
なんていうか...とっても平成初期。1990年代みたいでした。
著者の安藤紘平さんは映画作家とのことで。
(映画作家ってなんだ?と思ったら監督や演出家を指す言葉のようです。)
確かにストーリー展開や、書き方が映画っぽかったです。
展開が早い。ドンパチして見せ場を作る。
登場人物多い。急に心の声の文章がはさまる。
登場人物が街中で全身真っ青な犬をみかける(=ラピスラズリの犬)とかも映画だと意味ありげな感じになりそうです。
全ての章の始まりにこれから始まる文章となんとなく関わりがある感じの誰かの名言や台詞がつけられてるのですが、これも映画とかだとわざわざ章割って、名言入れて...みたいなのあるよなーと絵として浮かびます。
なんか読了後に著者のプロフィールを見て色々納得いった一冊でした。
