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心の奥にある静けさに、ただ還るだけ

空音(そらね)のソラより。


とても残念なことですが――

人間関係に疲れてしまったり、
将来が不安で眠れなかったり、
生きることに希望を見いだせなかったり……

そんな想いは消えてくれません。

心の奥に居座る「不安」「絶望」は
まるで
永遠に寄り添ってくる影のようです。

なぜ私たちは、これほどまでに苦しむのでしょうか。

それはきっと、自分という存在に「執着」しているからです。
「こうあるべき」という理想にしがみつき、
「なぜ自分はこんな目に…」という問いを繰り返す。

けれど、
どれだけ自我に執着しても

あるいは、どれだけ悟りを求めても、
この世界が“楽園”に変わることはありません。

悟りとは、「不安をなくすこと」ではなく、
その不安すらも静かに眺めていられる自分に気づくこと。

言葉にならない感情のうねりを、
ただ「ある」と認めること。

世界の痛みを否定せず、
自我の叫びさえ、穏やかに見つめる目を持つこと。

現実は、変わらないかもしれません。
けれど――

自分の奥深くにある「真なる我」に立ち返ることで、
私たちは

この世界との距離感を静かに変えていくことができます。

その「我」は、
勝ち負けや成功失敗に縛られず、
社会の評価にも影響されません。

それは、
呼吸のように、
ただそこに在り続けているもの。

何者かになろうとしなくても、
そのままで、価値のある「あなた」がいる場所。

不安や絶望を消そうとしなくてもいいのです。

それらと共に、
静かに在ることのできる
「真なる自分」に立ち返るだけでいいのです。

その場所にこそ
言葉を超えた癒しと安らぎが広がっています。

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