専務取締役として、新MVWへの想いと覚悟
2026年5月21日~23日に宮崎県の青島にて株式会社ヤマモト、株式会社オークラ商事、そして株式会社デザインXからなるEXCYグループにおける、新たなミッション、ビジョン、ウェイを策定するための幹部合宿に行って参りました。
都内の喧騒を離れ、青島の気持ちの良い風、心地の良い波音。特別な空間に身を置くことで頭の切り替えができ、やるべきことに真っ直ぐに向き合った3日間となりました。
これまでの経緯
グループの一員になる前
私がEXCYグループに入社した(はじめは株式会社ヤマモト入社)のは、2008年3月なので18年前となります。その前は新卒で一部上場の飲食関連の企業に3年間勤め、このグループに入ることを決意し、その準備として、全国でチェーン展開するイージーオーダースーツの会社へ、”修行”という形で2年間働かせていただき、スーツのこと、採寸のこと、業界のことなど様々なことを勉強させていただき、別業界から入った私にはとても新鮮で、刺激的で、とてもやりがいをもって取り組んでいました(と思います笑)。
現在でも当時ともに働いた方たちとは連絡を取り合っており、とても良くしていただいております。
そもそもなぜ、この業界に飛び込んだのかなと振り返ると、もちろん祖父の代から受け継がれている会社、というのはあるのですが、元々、学生時代からファッションは好きで、その時その時の時代に合わせて様々なスタイルをしていたな、と昔を思い出し、そういったことも少なからず影響しているのかな、と思う次第です。
転機
そんな私ですが、現社長である兄とともに歩み(お互いの業務はそれぞれ違う分野でしたが)、現在の役職に就いているわけですが、自己否定するわけではないですが、私はいわゆる”やり手”や”できる人”ということでは決して無く、どちらかというと泥臭く、足で稼いで、不器用で、といった具合にキャリアを重ねてきました。
その私の大きな転機になったのは、2014年に株式会社小宮コンサルタンツ様の「後継者ゼミナール」という後継者のために「経営」における原理原則や、正しい生き方などを実践的に学ぶ、約1年間のカリキュラムに受講させていただいたことです。*本来ですと、そのときにすでに後継者(代表)だった兄が受けるのですが、私と違い学生時代や社会人になってからも、かなり色々学んでおり、未熟だった私のほうが、(自分で言うのもなんですが)より伸び代があるだろうと背中を押してくれた経緯があります。
それまでの私とは「180度変わった」というとオーバーに聞こえるかも知れませんが、自分的にはそのくらいのインパクトがありました。
その時の教えである、日経新聞を毎日読む、良書をたくさん読む、正しい生き方、考え方について学ぶ、を現在に至るまで行い、その積み重ねが今の私を形成していると思います。
後継者ゼミナール受講、小宮一慶先生との出会いから12年、EXCYグループの新たなミッション、ビジョン、バリューの策定というとても大きく重要な、そして責任感のあるテーマに向き合ってきました。
新ミッション、ビジョン、ウェイへの想い
ミッション
業界の未来を明るくする
ビジョン
世界一のアパレルビジネスプラットフォームをつくる
ウェイ
・お客様第一
・誠実一路
・創造と実行
・学習と成長
・チームプレー
・仁義礼智忠信孝悌
・遊び心
2日間、社長、私、そして4名の事業部責任者からなる6名の幹部が、まさに昼夜問わず、議論に議論を重ね、グループの歴史や現状の課題、浸透のしやすさ、参考にするべき偉大な企業のものを調べたりと、とにかくアイデアを出し合い、話し合った濃密な時間であったことは、間違いない。

私の想い
創り上げたミッション、ビジョン、ウェイ、はそれ自体は単なる言葉、文字です。
それが意味を成すようになるのは、携わるすべての従業員の方たちの気持ち、想い、感情が入ることにより生まれます。
どこを見ても、周りは「業界の未来を明るくする」ことを考え、行動しており、やる気に満ちている。
どんな話し合いになっても、全員の根本、土台にはこのミッション、ビジョン、ウェイが流れており、とても建設的で清々しい。
どんなにつらいことがあっても、お客様のため、業界のため、という熱い想いから、やりがいを感じている。
全員が全員、その想いを持って、同じ方向を向いて、事を成していくとしたら、そんな最強なことはないのではないだろうか。そのパワーたるや、想像もできないほどのものではないだろうか。
決して、今までそうでなかったと言いたいのではなく、少なくともこれを創り上げた6名は完成に喜びを感じ、達成感に包まれたが、その眼には内から沸々と込み上げるパワーを感じた。これほどの今まで以上の道しるべとなるミッション、ビジョン、ウェイであれば、より強い組織になると、確信したからです。
さあ、業界のため、お客様のため、一緒に働く仲間のため、社会のため、コツコツと小さなことから、積み上げていきましょう。

私のコミットメント
まずは指揮官先頭、新MVWを体現します。
「本当にこのミッションを腹落ちしているか?」「心の底から想えているか?」と問い詰められても、真っ直ぐに、曇りなき眼で、「はい、本心です」と言えます。
なので、従業員の方たちには、もし体現していない、行動していないと少しでも思ったら、叱ってください、怒ってください、と言っています。
そして、より業務的な部分にフォーカスすると、私はEXCYグループである、株式会社ヤマモト、株式会社オークラ商事、両社の専務取締役ですが、ウェイトとしては主にメンズ重衣料になるので、株式会社ヤマモトが重い(オークラのイージーオーダー工場様向けには携わっている)です。
なので、この新MVWをヤマモトのお客様へ、どのようにコミットするかの考えを記します。
テーラー業界、フォーマル業界は同じ問題に直面しております。
それは、少子高齢化です。テーラー業界では少子高齢化による職人不足、需要減少、フォーマル業界では、婚礼数の減少です。(フォーマル業界では、さらにナシ婚、ジミ婚、フォトウエディングなどのトレンドにより市場規模、顧客単価も減少傾向)
そういった決して明るくはない業界ではありますが、明るくします。明るくする努力をし続けます。
本投稿は、具体的な戦略、戦術を語る場ではないと思いますので、詳細の言及は避けますが、ビジョンである「世界一のアパレルビジネスプラットフォームをつくる」ということで、テーラー業界、フォーマル業界のお客様の煩雑な作業、手間、ムリ・ムダ・ムラを少しでも削減し、よりクリエイティブでワクワクするような仕事に集中してもらうよう、私自身が先頭に立って、高付加価値な商品、サービスの提供、AIを駆使したデジタル化のご提案など取り組んでいきます。それを少しずつ少しずつ拡げることで、昨日よりも今日、今日よりも明日、と明るくなっていくのではないでしょうか。
まずはその想いが(言葉を選ばずに言うと)むちゃくちゃある、ということと、それを一緒に働く仲間とともに実現していくことが、私のコミットメントです。

