見出し画像

大分からの帰りは下道で900km🚗早朝の出雲大社ひとり旅【後編】

帰り道も、旅やった。行きは割引をフル活用して高速道路を使ったけど、帰りは下道一本。くじゅうから福井まで、ひたすら走り続けた。疲れたけど、なんか、それが良かった。

旧豊後森機関庫、廃墟のノスタルジー

宿を出発して最初に向かったんが、旧豊後森機関庫。

曇り空の下に現れた、扇型のコンクリート造り機関庫。旧国鉄久大線を走るSLの格納庫として建てられた、九州に唯一現存する近代化産業遺産やって。

朽ちかけた姿がそのまま残ってて、独特の空気が漂ってた。ノスタルジックというか、時間が止まったというか。うまく言葉にできひんけど、なんかじっと見てまう場所やった。

目の前に現れた黒い鉄の塊。映画のワンシーンみたい
扇形の建物が描く曲線が切ないくらいに綺麗。この朽ちていく美しさに圧倒された

中津のからあげ、胸肉やのにジューシー⁉

大分を出てまず向かったのが、中津。からあげの聖地って呼ばれてる街。

せせり・もも肉・むね肉を少しずつ注文した。どれも美味しかったんやけど、いちばん衝撃やったんがむね肉で。

「からあげのむね肉ってパサパサやろ」って思ってた時期が私にもありました笑

噛んだ瞬間、肉汁がじゅわっと出てきて、「え、むね肉やんな?」って思わず確認した。中津のからあげ、本物やった。

衝撃の中津からあげ。胸肉の概念が変わるレベルでジューシーやった。「今まで食べてたんは何やったん?」って本気で思った

福岡でとんこつラーメン、関門トンネルで本州へ

からあげの余韻を引きずりながら福岡県へ。 せっかくやから、とんこつラーメンも食べた。本場のスープはやっぱりコクが違う。「ここまで来てよかった」って思いながら、するするっと食べた。

この濃厚なスープが、これからの長い道のりを走り抜くためのパワーになった気がする

そして関門トンネル。 海の下を車で走って本州へ渡るって、考えたらすごい話やんな。窓の外は壁やのに、なんか不思議とわくわくした。

トンネルを抜けたら、雨やった。 本州に上陸した瞬間から、ずっと雨のまま帰ることになった。

ういろうは、諦めた

ほんまは山口でういろうを買いたかった。 お店を調べて、場所も把握してた。でも営業時間に間に合えへんかった。

悔しいけど、これは次回へのお楽しみということで。旅に宿題が残るんも、悪くない。

道の駅で仮眠して、雨の出雲大社へ

道の駅で仮眠を取って、朝一で出雲大社へ向かった。

雨は変わらず降り続いてた。早朝やったこともあってか、人がほとんどおらんかった。 静かな参道を、傘を差しながらひとりで歩いた。雨音と自分の足音だけ。

なんか、よかった。 しんとした空気の中で、ゆっくりお参りできた。雨やからこその静けさやったんやろなって思う。あの空気がすごい贅沢やった。

誰の足音もしない、早朝の空気感。雨のおかげで、さらに神聖さが増してた気がする
神楽殿の大注連縄。この圧倒的な迫力に言葉を失ってまう

コンビニのトイレに救われた帰り道

出雲大社を出てからは、ひたすら運転。雨の中をずっと走り続けた。

トイレを借りるたびにコンビニに寄るんやけど、お礼に何か買って食べるやんか。スイーツ、ホットスナック、飲み物。それを繰り返してたら、お腹が空かんくて、ご当地グルメにはたどり着けへんかった。

まあ、それもひとり旅のリアルやなって思う。 全部計画通りにいかへんのも、悪くない。

行きは高速、帰りは下道。雨の本州をひとりで走り続けて、トータル何kmになったんか、考えるだけで笑けてくる。

でも、また行きたいって思ってる。 次はういろう、絶対買う。知らんけど笑

いいなと思ったら応援しよう!