永久保存版【幸運心得➉】社会人になった我が子に伝えたい10のこと「今やっていることは何のため?」
「何をするか」より先に「何のために」を決めよう
あなたは今、「何のために」その仕事をしていますか?
それとも、「何をするか」から考えていませんか?
社会人の先輩として一番伝えたいことがここにあります。
気づけば、目的よりも手段を先に考えてしまう。
そして、いつのまにかその手段を「やること自体がゴール」と勘違いしてしまう──。
これ、実は多くの人が陥る落とし穴です。
会議のために資料を作る。
訪問件数を増やすためにお客様を回る。
それらは本来、何かを達成するための手段なのに、気づけばやること自体が目的になっている。
この状態を放置すると、「本来のゴール」からどんどん遠ざかります。
やりがいや成果がじわじわ失われていくのです。
💡私のこれまでの道のりはこちらです👇
1.目的と手段が入れ替わる瞬間
社会人になると、日々は驚くほどの速さで過ぎていきます。
仕事を覚え、会議や資料作成、メール対応に追われ、気づけば「やるべきこと」で一日が終わる。
そんな毎日が続くと、「手段の目的化」が起こります。
たとえば、会議は本来「意思決定のため」に開かれる手段なのに、「定例だから」「開催することが仕事だから」と、会議自体が目的になってしまう。
営業活動も同じです。本来は「お客様の課題解決」が目的なのに、「目標達成」や「訪問件数」ばかりが優先されてしまうことがあります。
この状態を放置すると、やがて「何のためにやっているのか」という問いが抜け落ちます。
そして、形だけの仕事になり、やる気も成果も少しずつ失われていくのです。
2.「目的」から始める発想法
目的を見失わないためには、順序が大切です。
1.まず「目的」を決める
2.そのための「手段」を選ぶ
単純に見えて、この順序が逆になると、すべてがちぐはぐになります。
たとえば「営業数字を伸ばす」という目的が先にあるからこそ、訪問件数を増やすとか、提案書の質を高めるという手段が活きます。
逆に、訪問件数を増やすことが先にあっても、目的が曖昧なら成果は出ません。
私自身、長年の営業・経営の中で、この順序の重要さを何度も痛感してきました。
支店長時代、数字が伸び悩んだとき、この社員は「契約件数を増やすため」ではなく、「訪問件数を増やすため」だけに行動していました。
訪問件数はあくまで手段。このプロセスは大事ですが、その先に「契約件数の増加」があり、その目的は「お客様の満足度向上」です。
目的に立ち返ることで、戦略も行動も一気に変わったのです。
3. 有名な「レンガ職人」の話
この話は世界中で語り継がれている有名な逸話です。
ある旅人が、三人のレンガ職人に同じ質問をしました。
「あなたは何をしているのですか?」
一人目は、「見ればわかるだろ、レンガを積んでいるんだ」と愚痴をこぼしながら答えました。(目的感はない)
二人目は、「大きな壁を作っているんだ、これが私の仕事だから」と答えました。(生活費を稼ぐのが目的)
三人目は、活き活きとした笑顔でこう言いました。
「私は、多くの人が祈り、心の平安を得られる立派な大聖堂を建てているんです」(歴史的な事業に加わり、世の中に貢献することが目的)
三人ともやっていることは同じです。
しかし、三人目は「レンガを積む」という手段の先にある大聖堂を建てて世の中に貢献するという目的を見ていました。
だからこそ、その仕事に誇りと情熱を持つことができたのです。
仕事をただこなす人と、やりがいを感じながら成果を出す人の違いは、この「目的の有無」にあります。
そして、その差は時間が経つほどに大きな成果や信頼の差となって表れます。
社会人の先輩として一番伝えたいことがここにあります。
4.人生にも通じる「目的優先」の法則
この法則は仕事だけでなく、人生のあらゆる場面に当てはまります。
大学に進学することが目的ではなく、「学びを通じて何を実現したいか」が目的。
貯金することが目的ではなく、「そのお金でどんな未来を叶えたいか」が目的。
目的が明確であれば、選ぶ手段は明確でブレません。
逆に、目的を決めずに手段を選んでしまうと、途中で迷いや後悔が生まれやすくなります。
そして、目的は人生の中で変わっても構いません。
ただし、「今の自分が何を大切にしたいのか」を意識し続けることが、変化の激しい時代を生きるうえでの羅針盤になります。
5.目的を見失わないための3つの習慣
目的を常に意識するために、私がおすすめするのは次の3つの習慣です。
1.「何のために?」を口癖にする
行動の前に「これは何のため?」と自分に問いかけるだけで、目的意識が研ぎ澄まされます。
2.目的を紙に書き出す
頭の中だけでは曖昧になります。紙に書いて目に見える形にすることで、優先順位が明確になります。
3.手段の棚卸しをする
定期的に「今のやり方は本当に目的達成に役立っているか?」を見直す時間をつくることです。
6.最終号のまとめ──目的が人生の舵を取る
手段は時代や環境によって変わります。
しかし、目的はあなたの人生の舵です。
どんなに立派な船(手段)を持っていても、進む方向(目的)が定まっていなければ、ただ漂うだけになってしまいます。
社会人として、これから多くの選択を迫られるでしょう。
迷ったとき、不安になったときこそ、自分にこう問いかけてください。
「これは何のためか?」
その問いが、あなたを目的に沿った正しい選択へと導き、仕事も人生も豊かにしてくれるはずです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※この最終号をもって「社会人になった我が子に伝えたい10のこと」は完結です。
全10回を通して私が一番伝えたかったのは、考え方や姿勢が人生を決めるということ。
そしてその中心にあるのが、今回のテーマ──目的を先に考える生き方です。
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今後は「管理職になった頃の私に伝えたいこと」の記事を予定しています。
💡これまでに投稿したテーマはこちらです!
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①給料は誰からもらうの?
②お金の流れが逆になる?
③カンニングが許される?
④ここは正解がない世界?
⑤誰が言っているかは大事?
⑥やらされ仕事はいやだ!
⑦伝言ゲームはやめて!
⑧迷ったときには”2つのS”に立ち返れ!
⑨数学では教わらない、人生で一番大事な方程式
➉今やっていることは何のため?
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「ストレスのない招福営業」「営業の処方箋」の営業シリーズ
「採用の裏側(良縁面接)」「採用の処方箋」の人事シリーズ
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