【睡眠】パフォーマンスを下げている原因は、枕元のスマホかもしれない。
トレーニングを頑張っている。
食事も気をつけている。
それなのに、なんとなく身体が重い。
記録が伸びない。
疲れが取れない。
そういう人に、一度聞いてみます。
「ちゃんと眠れていますか?」と。
睡眠は、すべての土台です。
どれだけ正しいトレーニングをしても、どれだけ食事を整えても、睡眠が足りていなければ身体は回復できません。
眠っている間に、身体は作られる。
トレーニングで筋肉に負荷をかけた後、その筋肉が修復されて強くなるのは、眠っている間です。
成長ホルモンが分泌されるのも、深い睡眠の中です。
つまり、トレーニングの効果は、寝ている間に出るということです。
睡眠が足りていない人は、せっかくのトレーニングの効果を半分以下にしてしまっています。
頑張った分が、ちゃんと身体に積み上がっていかない。
これほどもったいないことはありません。
睡眠不足が続くと、何が起きるか。
判断能力が落ちます。
反応速度が落ちます。
感情のコントロールが難しくなります。
身体の話だけじゃありません。
睡眠不足の状態では、脳がフル回転できない。
ボートレーサーの試験でも、レースでも、瞬時の判断が命取りになる場面で、睡眠不足の影響は致命的です。
一般の方も同じです。
仕事でのミスが増える、気分が落ち込みやすくなる、身体が重くてやる気が出ない。
その多くは、睡眠不足が原因になっていることがあります。
疲れているのに眠れない、眠っても疲れが取れない。
そういう状態が続いているなら、睡眠の質を見直すことが、何より先かもしれません。
活躍している選手が、やっていたこと。
私がサポートしている選手の中に、ある時期から睡眠の質が大きく改善した選手がいます。
その選手がやったことは、シンプルでした。
スマホを寝室に置かない。それだけです。
スマホのブルーライトは、脳を覚醒させます。
寝る直前までスマホを見ていると、脳が「まだ昼間だ」と勘違いして、眠りに入りにくくなります。
SNSや動画を見ていると、知らず知らずのうちに脳が興奮状態になっていく。
寝室からスマホを出しただけで、眠りの深さが変わった。
起きたときの身体の状態が変わった。その選手はそう言っていました。
たったそれだけのことが、パフォーマンスに直結していたんです。
今夜から、ひとつだけ変えてみてください。
難しいことはいりません。
寝る1時間前にスマホを置く。
寝室にスマホを持ち込まない。
それだけでいいです。
最初は物足りなく感じるかもしれません。
でも1週間続けてみると、朝の身体の感覚が変わってきます。
トレーニングも、食事も、柔軟性も、すべては睡眠が土台です。
その土台が揺らいでいる限り、どれだけ頑張っても積み上がりにくい。
今夜、枕元のスマホを、別の部屋に置いてみてください。
辻洋介 | プロを創った「身体の本質」
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