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tomekantyou1
今起きていることはきっと一見して最悪な資本主義を実は最善であると再認識するために必要なコスト
私は日本で起きている経済左派の奔流を前に理解に苦しみながら、現代もまた大きなうねりの中の一つに過ぎないのではないかという整理をつける。
歴史の終わりと最後の人間を手放しで信じている訳ではないが、やはり資本主義を軸としてあくまでも小さな修正項として民主主義を取り入れた修正資本主義が最悪の中の最善であり不完全に過ぎるホモ・サピエンスの作る社会の結論であると私は信じる。
今行われようとしている壮大な経済実験が残念ながら失敗に終わりレーガンとサッチャー、そしてハイエクの時代がもう一度来る、私はそう信じる。そして共和党が今一度レーガンの党となり、自民党が今一度小さな政府の党となることを願う。その願いのなかで私は米国や日本や欧州といった成熟した資本主義国の未来を祈る。
資本主義という永久の妥協案はあくまでも妥協の産物であるために数十年に一度より良い方法を探す虚無の時間を費やさねばならない。それはきっと誰がどう見ても一見して最善ではない資本主義を最善であると再認識するために必要なコストなのである。そのコストが不要であるような理想的な社会が実際に存在するのであれば、その社会は理想的であるが故に逆説的に資本主義が最善ではないのだから。
