西高島平:満腹カレーと食後の散歩
西高島平は板橋区にある都営三田線の終着駅である。三田線の反対側は白金高輪で南北線と合流し、目黒までということになっているが、実際はそこから東急線、相鉄線と直通しており、日吉行、新横浜行、海老名行なんてものもある。
そもそも東急線と直通していた三田線・南北線だったが、東急線・相鉄線の直通が2023年に始まって、三段ロケットのようになった。大手町で飲み会を終えて、目黒だか武蔵小山だか武蔵小杉まで帰ろうとして、気付いたら海老名という人がこれまで何人いただろうか。

対する西高島平はそこから先の直通もなし、乗り換えもなし、正真正銘の終着駅だ。東京23区内の地下鉄駅としては最北端に位置し、駅から北上すればほどなく荒川があって、向こう岸はヤクルトの二軍球場がある埼玉県戸田市である。地下鉄駅として~と書くのは、日暮里・舎人ライナーの見沼代親水公園駅はさらに北にあるからだ。
高島平というと団地が有名だ。私も神戸の団地生まれ団地育ちなので、勝手な親近感を覚えている。ただ、駅前南側に団地が広がるのはお隣の新高島平駅~高島平駅までで、西高島平駅のあたりは一軒家ばかりである。そのぶん、と言うべきか、新高島平駅や高島平駅の北側には商店街があるのだが、西高島平駅の北側には物流倉庫しかない。
駅前に見えるのはセブンイレブンくらい。

たとえば、食べログで西高島平駅周辺500mの店を探すと、見つかるのはカレー屋、定食屋、パン屋、酒屋、肉屋、セブンイレブンの6店舗だけである。セブンイレブンって食べログに載せるんだっけ?
そういうわけで、駅前をぐるりと見て帰ればいいかと思っていたが、どうもこのカレー屋が行列の人気店だというので行ってみた。
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