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石鎚山に登ったら、次の景色を探し始めた初心者だった私が出会った、もう一つの石鎚山

初めての石鎚山

石鎚山には、何年も前から登ってみたいと思っていました。
初めての登山。
余裕なんてありませんでした。

足元を見ることで精一杯。💦
景色を楽しむ余裕もありません。
「滑らないように」
「転ばないように」
ただ、一歩ずつ進むことだけを考えていました。

今思えば、私は石鎚山の中にいながら、まだ石鎚山全体を見ることができていなかったのかもしれません。


なぜか夜明峠が気になる

下山して家に帰ってからも、石鎚山のことが頭から離れませんでした。
撮ってきた写真を何度も見返していると、なぜか目が止まる場所がありました。

夜明峠。

夜明峠

石鎚山へ向かう途中にある、平坦でまっすぐ続く道です。
山頂のような派手な景色ではありません。

でも、なぜか心に残りました。
初めて歩いた場所なのに、
「懐かしい」
そんな感覚がありました。

少し寂しいような、不思議な気持ち。
理由は分かりません。

下山の時には霧で真っ白。
もう一度、あの道を歩いてみたい。

今度は、ゆっくり景色を見てみたい。
そう思いました。


石鎚山は、どこから見ると絶景なのか

そこから、石鎚山を見る目が変わりました。
登る前の私は、石鎚山=登る山でした。

でも、調べていくうちに気づきました。
石鎚山は、見る場所によって表情が違う。

愛媛側から見る石鎚山。
高知側から見る石鎚山。

同じ山なのに、まったく違う姿を見せています。
自分が必死になって登った山を、少し離れた場所から見る。

そこで初めて、石鎚山の大きさを感じました。
登っている時には見えなかった景色が、外から見ることで見えてきます。


石鎚山は、一つの山ではなかった

さらに調べると、もっと驚きました。
石鎚山は、一つだけの山ではありませんでした。
周りには、多くの山々が連なっています。
石鎚山を中心に広がる山域。

それが石鎚山系です。
標高1,500mを超える山々が連なり、東へも山々が続いています。

その中でも代表的な山があります。
伊予三名山。

  • 石鎚山 1,982m

  • 瓶ヶ森 1,897m

  • 笹ヶ峰 1,860m

一つの山だと思っていた石鎚山。

でも実際は、多くの峰がつながった大きな世界でした。
登山とは、山頂に立つことだけではない。

その山を取り囲む山々を歩き、
違う場所から、その山を見る。

それも登山の楽しみなのかもしれません。


季節によって表情を変える石鎚山

季節によって表情を変える石鎚山。

朝焼けの石鎚山。
雪化粧した石鎚山。
雲に包まれた石鎚山。

同じ山なのに、見るたびに違う姿を見せます。
四季折々の石鎚山を撮り続ける写真家がいる。

以前の私は、その気持ちが分かりませんでした。
でも今なら、少し分かる気がします。

一度見た山を、もう一度見たくなる。
違う季節の姿を見たくなる。

石鎚山は、そういう魅力を持った山なのかもしれません。


次は、瓶ヶ森から石鎚山を見たい

石鎚山をもっと知りたい。
そう思って調べていると、ある景色に出会いました。

瓶ヶ森から見た石鎚山。
手前には、どこまでも続く笹原。

その向こうに、堂々とそびえる石鎚山。
私が必死になって登ったあの山が、こんな姿で見える。

「ここから見てみたい」
そう思いました。

瓶ヶ森は、石鎚山とは違った魅力があります。
山頂付近には広大な笹原が広がり、四国とは思えないような開放感があります。

そして、そこへ向かう道も魅力の一つです。

UFOライン。
別名、天空の道。
尾根沿いを走る一本道は、まるで空へ続いているようです。
車で絶景を楽しみ、その先では自分の足で山を歩く。

UFOライン。別名、天空の道。

ドライブと登山。
両方を楽しめる場所です。

石鎚山に初めて登った私でも、「ここなら、もう一度山へ行ってみたい」

そう思える景色でした。


四国に住んでいて、この景色を見ないなんて

家から車で2〜3時間。
そこには天空ロードがある。

絶景がある。
そして、石鎚山を眺めながら歩ける場所がある。
四国に住んでいて、こんな景色を知らないまま終わるなんてもったいない。
そう思いました。


いつの間にか、山を調べている

気づけば休日になると、山を調べています。
駐車場までの時間を見る。

登山ルートを見る。
道がいつまで通れるのか確認する。
次に見る景色を探している。

石鎚山に登る前の自分からは、想像できませんでした。


NOTEまで変わってしまった

もともとNOTEでは、
ガンのこと。
お金のこと。
電気設備のこと。

自分の経験を誰かの役に立てたいと思っていました。
でも今は……

気づけば、登山の記事が増えています(笑)。
石鎚山。
夜明峠。
瓶ヶ森。
そして笹ヶ峰。

一つの山との出会いから、次の景色を探すようになりました。
山頂に登ることだけが登山ではない。
その山を見るために、別の山へ向かう。

それも、登山の楽しみなのかもしれません。

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