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cheemamericco
死にかけの冷蔵庫をなでながら、自分と家族のために決めたこと。
妊娠してからここ数カ月、
食欲不安定な日が続いてたのですが
ようやく少し落ちついてきました。
久しぶりにスーパーに出向いたら、
ゴーヤにズッキーニ、
ナス、トマト、オクラ。
ああ、そうか、夏か。
私がつわりと戦ってるあいだに、
季節はぐっと進んでたんだ。
野菜たち買い込んで、カレーを作る。
いや実に、3カ月ぶり!の自炊です。
久しぶりの感覚。
料理って楽しい。
ご飯って美味しい。
残ったカレーの鍋を冷蔵庫に
しまいながら、ふと思い出す。
ここしばらく我が家の冷蔵庫は
ほとんど空っぽでした。
調味料やヨーグルトしか入ってない、
もうほとんどただの冷たい箱。
体調の波がMAXに荒れてたとき、
そんなスカスカ死にかけの冷蔵庫に
気づいて、怖くて、情けなくて。
体のためにもちゃんと食べたいのに、
それができない。
夫にお弁当も作ってやれない。
傷んだ食材を何度も棄ててしまった。
どうしようこんな死にかけの冷蔵庫で、
こんなんでどうすんの、って。
暮らしが回っていかない悔しさに、
冷蔵庫を開けたまま涙がこぼれた。
でもねそのとき、決めたんです。
前と同じになんて、できるわけない。
私と家族のために今大事なことは、
料理することじゃない。
死にかけの冷蔵庫を見てキリキリ
することでもないでしょ。
今はこれで、大丈夫。
それよりも、食べられるもの食べて、
しっかり休んで、帰ってくる夫を
少しでも笑顔で迎えよう。
所在なさげだった冷蔵庫には今、
大きなカレー鍋と、少し余った夏野菜。
やっと戻ってきた生活の香りが本当に
嬉しいけど、でも、と思い直します。
これから、冷蔵庫が死にかける日々は
きっとまた来るかもしれない。
たとえば子どもが産まれてすぐとかさ。
そんな時も、何が家族にとって、
私にとって、大事なことか、
ちゃんと分かっていたいなと思う。
