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2025年夏休み: キャンパーで、ドイツをまわってきました。Week 3 part 3 バルト海のフェーマルン島から、キール運河、そして北海へ。

こんにちは。50歳を過ぎてから、キャンパーの旅にめざめた、You&Meです。

北海とバルト海をつなぐキール運河

バルト海に面するフェールマルン島を去り、次の目的地はキール運河沿いにある、レンズブルグRendsburgというところへ。キール運河でのストップは、全然考えていませんでしたが、フェールマルン島で知り合ったドイツ人のカップルが教えてくれたオススメということで、行くことにしました。

キール運河は、年間3万隻以上の船が通行する世界有数の海上交通路で、特に大型のクルーズ船や貨物船がゆっくりと運河を進む様子は圧巻。運河沿いには遊歩道や展望スポットもあり、船の行き来を間近で観察できるのが大きな魅力です。特に船好きというわけではない私でも、一日中見ていて飽きなかったです。ましてや船好きや写真愛好家の人にとっては、全く知られていない、ドイツの見どころの一つになるかもしれません。

キール運河
北海とバルト海をつなぐ、世界最大級
全長約98kmの人工運河。
一日中休むことなく、
多くの貨物船やクルーズ船が行き来します。

話しが少しとびますが、船好きの人には、この北ドイツの旅の後半に訪問する、造船所マイヤー・ヴェルフトMeyer Werftを、絶対オススメします。マイヤー・ヴェルフトはドイツ北部・パーペンブルクPappenburgにある世界的に有名な造船所です。創業は1795年と歴史が古く、現在はクルーズ船の建造を専門とする世界トップクラスの造船会社として知られています。見どころは、なんといっても巨大な造船ドック内での建造風景。施設内には見学ツアー(マイヤー・ヴェルフト見学センターMeyer Werft Besucherzentrum)もあり、熱意のあるガイトさんの説明とともに、実際に船が造られていく様子を間近で体験できます!

北海へ。そして、ワッデン海を裸足で散歩。

さてキール運河沿いで二泊した後は、いよいよ北海に向かいます。私たちが選んだところは、ビューズムBüsumから7キロほど北にあるヘドヴィーゲンコークHedwigenkoogというところです。全く聞いたことがないと思われますが、ご安心下さい。これらの地は、本当にマイナーなところで、多分日本のガイドブック等にも記載されていない可能性が高いです。でもキャンパーで旅行していると、このような全く聞いたこともないような所にストップする機会が必然的によくあります。特に、一日に何百キロも車で移動しないスローテンポな私たちにとっては、なおさらです。でも、これも旅の思いがけぬ発見につながり、おもしろみでもあります。

さてヘドヴィーゲンコークになにがあるのかというと、北海で有名なワッデン海があります。ワッデン海とは、なんぞやと思われる方も多いと思いますので、簡単に説明します。ワッデン海は、オランダ・ドイツ・デンマークの3か国の海沿いに位置し、潮の干満によって広大な干潟(ひがた)が現れる地域です。満潮時は海に沈み、干潮時には干潟が露出します。多数の渡り鳥、アザラシ、ムール貝、ワタリガニなど、多様な動植物が生息する貴重な自然環境で、2009年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。

ワッデン海
潮の満ち引きで、海水が引いたときに現れる泥地。
ワッデン海を歩いている時に見つけたカニ。

海が遠くに引けた干潮時には、泥地になった海を歩くことが出来ます。私たちも汚れても濡れても大丈夫な靴を履き、ワッデン海を散歩してきました。ワッデン海とセットで必ずといってよいほどあるのが、Deichダイヒ(沿岸に築かれた堤防)です。

ダイヒの上は遊歩道になっていることも多く、干潟や北海の景色を一望できる散歩コースとしても人気があります。

Deichダイヒ(沿岸に築かれた堤防)
高潮や満潮による浸水から、
低地や村を守るために築かれた土の堤防。
ダイヒでのんびり草を食む羊たち。
彼らは堤防を守る働き者。
草を食べ(自然の芝刈り)、地面を踏み固め、天然の管理人の役目を果たしています。

さて来週からは、北海の小さな観光スポットを、少しテンポを上げて回ってゆきます。お楽しみに。



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