追わなくなったら、不安が増えた理由― 依存が抜ける途中で起きる“揺り戻し”
追わないようにしよう。
相手に振り回されないようにしよう。
そう決めて、少し距離を取ったはずなのに、
なぜか前より不安になる。
連絡が減ったわけでもない。
関係が悪くなったわけでもない。
むしろ、落ち着いたはずなのに。
心だけが、ざわついている。
「追わなくなったら、楽になると思ってた」
そう感じて戸惑う人は、少なくない。
不安が増えたのは、間違えたからじゃない
まず、ここをはっきりさせておきたい。
追わなくなって不安が出てきたからといって、
あなたの選択が間違っていたわけじゃない。
それは、
依存がほどけ始めた“移行期”に入っただけ。
これまで慣れていた心の置き場から、
少し離れただけなんです。
心は今、
新しい立ち位置を探している途中。
追う恋がくれていた「分かりやすい安心」
追っていた頃、
私たちはある種の安心を得ていました。
・考える対象が常にある
・行動すれば反応が返ってくる
・不安を外に出せる
追うこと自体が、
不安を処理する方法になっていた。
だから追わなくなると、
それまで行動で覆っていた感情が、
表に出てくる。
不安が増えたように感じるのは、
初めて「何もしていない自分」と
向き合っているから。
依存がほどけるとき、心には空白が生まれる
依存が薄れていく過程では、
必ず一度、空白が生まれる。
・何を考えればいいのか分からない
・気持ちの向け先がなくなる
・安心の根拠が見えなくなる
この空白は、
失敗でも後退でもない。
古い安心が抜けて、
新しい安心がまだ定着していないだけ。
不安は「足りない」から出るんじゃない
追わなくなったあとに出る不安は、
愛が足りないからではない。
それは、
安心の置き場が切り替わっている途中だから。
これまで
→ 相手の反応・関係の動き
これから
→ 自分の感覚・自分の居場所
切り替えの途中は、
どうしても足場が不安定になる。
その不安定さを、
「失敗」と判断しなくていい。
この時期に、やってほしくないこと
移行期に多くの人がやってしまうのが、
・不安をすぐ消そうとする
・正解を探しにいく
・元に戻るか、完全に断つかで考える
でもこの時期に必要なのは、
答えを出すことじゃない。
通過すること。
不安を「処理対象」にせず、
「今の状態」として扱うだけでいい。
追わない恋は、無関心になることじゃない
追わなくなる=冷める、ではない。
それは、
相手の動きで自分を決めないという選択。
・連絡があってもなくても、私は私
・選ばれても選ばれなくても、価値は変わらない
・関係が揺れても、自分を失わない
この感覚は、
時間をかけてしか身につかない。
だから途中で不安が出ても、
自然なこと。
追わなくなったら不安が増えた理由は、
あなたが弱くなったからじゃない。
自分の足で立つ準備が始まったから。
この不安は、
追う恋に戻るサインじゃない。
自分に戻る途中にある、
静かな調整期間。
慌てなくていい。
不安を抱えたままでも、
人はちゃんと前に進める。
今はただ、
慣れを手放している途中なだけ。
※このテーマに強く当てはまった方は、
固定の①〜⑤の記事を順番に読むことで、
自分の恋がどこで止まっているのかが
少しずつ見えてきます。
ここから先は
¥ 580
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
