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期待しない私でいれば、楽だと思っていた― 感情を閉じた恋で起きていること

期待しなければ、傷つかない。
そう思うようになってから、
私は少し楽になった気がしていた。

相手の言葉に一喜一憂しなくなったし、
連絡が遅れても、前ほど不安にならない。
期待しない私のほうが、
大人で、落ち着いている気がした。

それなのに、
心の奥は、静かに乾いていった。


期待しないのは、冷めたからじゃない

まず、ここを間違えないでほしい。

期待しない私でいようとしたからといって、
あなたの気持ちがなくなったわけじゃない。

多くの場合それは、
感じすぎてきた人が選んだ、守り方

期待して、
信じて、
傷ついた経験があるからこそ、

心は「もう少し安全な距離」を
覚えただけ。


感情を閉じると、楽になる部分も確かにある

期待しないことで、
得られるものもある。

・振り回されにくくなる
・感情の波が小さくなる
・落ち込む回数が減る

だからこそ、
「これでいいんだ」と思いやすい。

でも同時に、
嬉しさも、あたたかさも、
一緒に小さくなっていく


感情を閉じた恋で起きていること

期待しない私でいる恋では、
こんな状態が続きやすい。

・本音を言う前に、飲み込む
・喜びを感じても、すぐ抑える
・関係が続いているのに、満たされない

一見、落ち着いている。
でも実は、
自分の感情が、置いてきぼりになっている

苦しくはない。
でも、楽しくもない。

その「平らさ」が、
あとからじわじわ効いてくる。


期待しない=自立、ではない

よく誤解されるけれど、
期待しないことと、
自立していることは別。

自立は、
感情を閉じることじゃない。

感情があっても、
それに飲み込まれない状態

期待しない私でいることで、
守れていたものはある。

でも、
閉じなくていい感情まで
一緒に閉じてしまっていたのかもしれない。


本当は、期待したかった気持ち

期待しないでいれば、
失望もしない。

でも、
期待しないままでは、
深くつながることもできない。

「どうせ…」と
心を引いたままの関係は、
壊れない代わりに、
育ちにくい。

あなたが閉じていたのは、
弱さじゃない。

大切にしたい気持ちだった。



期待しない私でいれば、
楽だと思っていた。

それは間違いじゃない。
その時点では、
必要な守り方だった。

でももし今、
関係は続いているのに
心が満たされないなら。

それは、
もう少しだけ、
感情を開いてもいいタイミングなのかもしれない。

一気に期待しなくていい。
全部感じなくていい。

ただ、
「本当はどう感じているか」を
自分にだけは、
置いてきぼりにしないで。


※このテーマに強く当てはまった方は、
固定の①〜⑤の記事を順番に読むことで、
自分の恋がどこで止まっているのかが
少しずつ見えてきます。


ここから先は

「期待しない私」で守ってきた心を、少しずつ開いていく実践編です。

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

この先では、
感情を一気に解放する話もしなければ、
「もっと素直になろう」と背中を押すこともしません。

閉じてきた理由を尊重したまま、
ほんの少しずつ感情の通り道を取り戻す
ための話です。

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