会社を辞めるカウントダウン 第1話:眠れない、聞こえる
こんにちは。
ここから何話分かは、あまり明るい話題でなくてすみません。
実際に私が経験したことで、過度のストレスは危険だよという記録としたいと思います。
あまり深刻な雰囲気にならないよう書いてみますね。
はじめに
――――――――――
体が不調を訴えていた。
でも、自分だけが大変なわけじゃない。 仕事はやらないと終わらない。
だから、抑え込んで働いた。
あの頃の私へ。 よく頑張ったね、と今なら言える。
自分の好きなことをやっていくために、退職してフリーランスになる!と決めたのが去年のこと。
仕事内容が難しかったので、上司には、約半年前から退職を切り出していました。
そんな当時の私には、休める場所はありませんでした。
医療系の企業で働いており、年々仕事量は増えてくる。
働く人の人数は増えてないのに。
(医療系のお仕事はブラック体質な職場が多いってあるあるだと思います)
ひっきりなしにかかってくる電話、突発的に発生する依頼への対応、永遠に終わりの見えない業務量。
残業は当たり前。むしろ、電話が鳴らなくなった定時後からが、やっと自分の仕事に取り掛かれる時間。
夜も遅くなって、最後に事務所の施錠までして帰るなんてことも普通にあり、同僚とは別れ際に
「じゃあ、また数時間後に!」
と自虐的に笑い合って帰途につくのも日常茶飯事。
夜寝ると、夢の中でも仕事をしていました。
病院や患者さん、社内からの電話を受けて、対応をこなしている夢。
ものすごくリアルなんです。
真夜中に目が覚めてから、夢うつつの働かない頭で考える。
これは夢の中だけの案件だったか、それとも現実に存在していたのか。
判別がつかなくて不安に陥る。
寝る→夢の中で仕事→苦悩して目覚める→また寝る→また夢の中で仕事。
一晩中これの繰り返し、それが毎日のこと。
眠っているのに仕事をしているのだから、寝てないのと同じようなもの。
朝起きても疲れが取れない。
当たり前といえば、当たり前の話です。
休日も、似たようなものでした。
コンビニで買い物をしていると、会社の電話が鳴る音がする。
家でのんびりしているはずの時間にも、聞こえる。
当たり前だけど、実際には、鳴っていない。
幻聴です。

今思い返すと、ゾッとします。
でも当時の私の感想は「ああ、働きすぎかな」。
それだけでした。
むしろ、他の人たちだって同じくらい大変なのに、体調に出てしまう自分は、メンタルが弱いのだと思っていました。
もっと自分を心配してあげればよかったと、今なら思う。
続く
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