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あなたの呼吸は「いびつな風船」になってない?腰痛を防ぐ360度呼吸の秘密


はじめに

昨日の投稿では「肋骨をほぐす」大切さをお伝えしました。
今日はさらにその中身、「呼吸で体を内側から安定させる方法」を具体的にお伝えします。

あなたの呼吸は「いびつな風船」になってない?

私たちの体幹(コア)は、よく「風船」に例えられます。
この風船は、4つの筋肉の壁で囲まれて守られています。
• 上: 横隔膜(呼吸の主役)
• 下: 骨盤底筋(底を支える)
• 後ろ: 多裂筋(背骨を支える)
• 前: 腹横筋(お腹を包む)

息を吸ったとき、この風船が「前後左右、360度均等に」ふっくらと膨らむのが理想です。

ところが、呼吸がうまくいかない方の多くは、

風船の膨らみに「偏り」が出ています。

たとえば「お腹の前だけがポコッと出る」「肩が上がる」「背中に空気が入る感覚がわからない」といった状態です。

このように膨らみに偏りがあると、中からの圧力が均等にかからず、土台がグラグラと不安定になります。

その不安定さをカバーするために、たとえば腰の筋肉が無理に頑張って支えようとしたり、どこかに支障が出て痛みや不調に繋がったりするのです。

【まずはチェック】あなたの風船はどこが膨らむ?

座ったままでいいので、両手を「脇腹」や「背中側(腰の少し上)」「お腹」に当てて、深呼吸をしてみてください。

• 息を吸った時に、当てた手を押し返すように、背中側まで膨らむ感覚はありますか?
• 前のお腹や胸の上の方だけが膨らんでいませんか?

もし背中側が動きにくいな、と感じたら、それは「腰が頑張りすぎているサイン」かもしれません。

【実践】背中を広げ、腰の緊張を解放する3ステップ

① 肋骨周りをほぐす「くるくる・ゆらゆら」
昨日のVゾーンほぐしに加えて、肋骨全体を緩めます。

1. 肋骨周りに手を添えて、手のひらで円を描くように優しく「くるくる」とほぐします。

2. 肋骨を指先で軽くつかむ(把持する)ようにして、「硬いな」「痛いな」と感じる部分があれば、優しく動かしてあげましょう。

② 背中に空気を送る「うずくまり呼吸」

1. 正座の状態から、土下座のように体を前に倒します。

2. 両手で頭を抱え込むようにして、さらに背中を丸めます。

3. その状態で、「背中の後ろ側に空気を届ける」イメージで深く息を吸いましょう。
(よくわからないなと思ったら、「胸の前にある心臓を後ろの背中に押し付ける」ようなイメージをもってみてください)

4. ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。これを10回繰り返します。

③ 土台をしなやかに伸ばす「猫の伸びポーズ」
1. 四つ這いになります。

2. 両手を少し前につき、そこからお尻を後ろへゆっくり引いていきます(ヨガでいう猫のポーズのような形)。

3. 脇から背骨にかけてが心地よく伸びるのを感じながら、深く呼吸を繰り返しましょう。

セルフケアの仕上げ:2倍の時間をかけて息を吐く

3ステップが終わったら、もう一度楽な姿勢で座り、背中に手を当てて深呼吸をしてみてください。
やる前よりも、背中側までふっくらと膨らむ感覚がありませんか?

変化を感じられたら、最後に仕上げの呼吸練習です。

• 鼻からゆっくり吸って、口からゆっくりと吐く。
• このとき、「吸う時間の2倍」の時間をかけて吐くように意識してみてください。

吐く量を増やし、時間をかけて吐き切ることで、横隔膜がしっかり動き、自律神経も整いやすくなります。

さいごに

このワークを通して、均等に風船が膨らむようになれば、それが体の「土台作り」の第一歩になります。
こうした「いい状態」を繰り返し保ってあげると、体はそこが「いい状態なんだ!」と認識して、徐々に定着していくようになります。

この「土台」というキーワードに関連して、明日は身体の外側だけでなく、内側から支えるための「栄養」のお話も少ししてみたいと思います。

今夜も、心地よい呼吸とともに、ゆっくりとお休みください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!

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