旅する書斎|エッセイ
最近は家族がいるためなかなかできないが、独身時代からひとりドライブが好きだ。
今は10年前に購入したミニバンに乗っているが、ひとりだととても広々と使用できるので、何だか「自分専用の個室=書斎」という感覚だ。
ひとりなら、ドライブに疲れたらシートをリクライニングにしてゴロゴロできるし、コーヒーやおやつをほおばりながら好きな読書をしたり、好きな音楽を聴いたり、未来のことを思うままに妄想したり、ただ何も考えずにボーっとしたり。
ドライブのときに必ず持ち込んでいるのが、「本」。
もちろんドライブ中は読めないし、ドライブだけで終わって全く読まないときも多々ある。
でも、毎日の通勤と同じように、スマホとともに持っていないと落ち着かないアイテムなのだ。
一方で、車内に持ち込むとき「えーと、今日はどの本を持っていこうかな・・・」と考えるのが面倒なときがあるので、ゆくゆくは車内専用の本を置くことを考えている。
例えば、読む頻度はそこまでじゃないけど、ふとした瞬間に読めたくなる「自己啓発」「哲学」「エッセイ」など、さっと手に取って読めるジャンルを常備したいなと。
それから、車内でPCが使用できる環境も整えたい。
ドライブ中にもいろいろな創作のアイデアが浮かんだとき、どこかに停車させて、noteを開いてはさっとタイトルと頭だけ書くとか。
これはスマホで充分に足りることなのだが、もし執筆に勢いがついたときは、文字を打つスピードなら断然PCなので、PCも使用できる環境がほしい。
あとは、ドライブや読書、執筆以外で、仮眠したりゴロゴロするために、気持ちよく寝そべるシートや枕も欲しいし、停車中に音楽を聴くためのスピーカーも欲しい。考えるたら考えただけいろいろなものが欲しくなる。
このあたりが一式揃えば、まさに「動く書斎」だ。
いや、さらに欲張るとしたら、「旅する書斎」にしたい。
noteでは、主にショートショートを執筆しているが、広く浅くではあるものの一応全ての都道府県をひとり旅している経験から、その土地の風景や歴史的建造物、食べ物などを思い出しながら物語と考え執筆することがある。
でも、記憶が薄れていく中、細部にまで執筆するのはどうしても難しいため、やはり現地へ行ってその土地の空気をからだ全体で感じ取り、その気持ちのままで執筆できるなら今以上に良い作品が書ける。
自分は歴史小説が好きだが、歴史小説作家は文献だけでなく、物語の舞台となる現地まで足を運んでその場の空気を吸っているに違いない。
そういったプロの作家にように執筆できたら本当に幸せだ。
「旅する書斎」。
妄想するだけでひとりでムフフとしてしまう。
今は都内で家族と暮らしており、日常的に車を使用するので書斎にすることができない。
ただ、実現できるチャンスは2年後。
今の職場のキャリアとして、40代で一度地方支局への出向がある。
自分の場合は家庭の事情があり先延ばしにしていたのだが、2年後になれば家庭の事情が一段落し、全国どこでも転勤が可能になる。
その際には単身赴任となるが、車については自分しか運転しないし、都内では車がなくても不便ではないため、赴任先に持っていくことになるだろう。
そのときは、休日に自分がその時に思い立った場所へ、PCとたくさんの本を詰め込んで、気ままに日帰り旅(または泊付きの旅)をしたい。
今から考えるだけで自分の中でのワクワクが止まらない。
せかせかしている世の中で、こんな些細なことも考える余裕はないけれど、ふとした瞬間に心の余裕ができることがきっとある。
そのときは、自分が楽しみたいこと、やってみたいこと、感じてみたいことをすこしでも考えられたらいいな。
このエッセイのタイトルとなっている「旅する書斎」は、そんな気持ちの余裕がちょっとできたときに書いてみようと思いついたものだ。
あなたにとっての「夢の書斎」とはどんなものか
気持ちにほんのちょっとでも余裕が持てたとき
あなたのnoteに書いてみませんか

今回のエッセイは、ゆずさん企画「#夢の書斎」参加記事です🍀
ステキな企画をありがとうございます
皆さんの夢の書斎、是非聞かせてください✨️
楽しみにしています🎵
ここまで読んでいただきありがとうございました🍀
