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内蜜の味|掌編小説 #シロクマ文芸部
「月の味が恋しくてさ。最近はずっと睡眠不足で。これまで出逢った中で一番の」
「それって、「萩の月」「月の雫」「月うさぎ」「おぼろ月」「月三笠」「まほろばの月」「観月の宴」「月あかり」の中のどれ?」
「えっ?」
「だから、これらのどれ?」
「その中だったら、「月の雫」が好きだけど」
「じゃあ、それなんだね」
「何のはなし?」
「和菓子の話でしょ」
「えっ?和菓子の話なんてしていないよ」
「えっ?だって月の味が恋しいって」
「月の味?」
「さっきそう言ったじゃん」
「月の味なんて言っていないよ」
「えっ?」
「君の味が恋しいって言ったんだけど」
「滑舌悪すぎない?」
「君の耳が悪すぎだよ。週末逢いに行くね」
「やあね、待ってるわ」

(300文字)
■今回の掌編小説は以下のマガジンに収めています😌
■小説専門マガジンに参加中です✨️
■創作系メンバーシップ「虹色創作部」に入部しています🍀
この作品は、小牧幸助さん企画【シロクマ文芸部】参加作品です。
今回のお題は、【月の味】でした🌕️
当初は書いたことがない漫才の掛け合いに挑戦しようとしたら、安っぽい大人小説に様変わりしました…書き終えて「何か、キモ」と思った数少ない作品の出来上がりです(笑)
最後に宣伝です📣
現在、企画を開催しています。
今週に入り、応募作品が続々と来ています🍀
10/31(金)までですので、気軽にご応募ください🎵お待ちしています😌
ここまで読んでいただきありがとうございました🍀
