【はじめに②】できない理由は「意志が弱いから」ではない
「やろうと思っているのにできない」
これが続くと、人は自分のことをかなり低く見ます。
「自分はだらしない」
「継続力がない」
「本気じゃないんだろうな」
でも、少しだけ冷静に見てほしいんです。
朝から仕事をして、上司やお客さんに気をつかって、メールを返して、数字を追って、移動して、会議に出て、家に帰る。
その時点で、もうかなりエネルギーを使っています。
そこからさらに、
「さあ、運動しよう」
「投資の勉強をしよう」
「食事も整えよう」
「スマホは見ないようにしよう」
これを全部、気合いでやろうとする。
そりゃ、きついです。
僕たちはロボットじゃないので、疲れていたら楽なほうに行きます。
そして、スマホはその楽なほうの代表です。
スマホを開けば、すぐに気がまぎれる。
動画を見れば、仕事のことを少し忘れられる。
SNSを見れば、なんとなく誰かとつながっている気がする。
だから、疲れた夜にスマホへ行くのは、ある意味かなり自然です。
でも、問題はそのあとです。
スマホで癒されたはずなのに、寝る前にはなぜか疲れている。
そして、今日もできなかった自分を責める。
つまり、スマホは一瞬は癒してくれるけど、未来の自分を助けてくれるとは限らないんです。
ここで必要なのは、スマホを敵にすることではありません。
スマホを全部やめようとすると、たぶん続きません。
いきなり完璧を目指すと、すぐに折れます。
大事なのは、
スマホを見る前に、未来の自分のための行動を1つだけ入れることです。
たとえば、
帰宅したら、スマホを見る前に水を飲む。
着替える前にスクワットを5回する。
お風呂の前に5分だけ歩く。
歯みがき後に投資の本を1ページだけ読む。
寝る前に明日の朝食だけ決めておく。
このくらいでいいです。
「え、それだけ?」と思うかもしれません。
でも、最初から30分運動しようとするから続かない。
最初から毎日1時間勉強しようとするから苦しくなる。
最初からお菓子も酒もスマホも全部やめようとするから、反動で戻る。
変わる人は、最初からすごいことをしているわけではありません。
続く大きさまで、小さくしているだけです。
ここ、かなり大事です。
努力は、大きければいいわけじゃない。
続かなければ、結局ゼロになります。
逆に、5分でも続けば、自分の中に証拠が残ります。
「昨日も少しできた」
「今日も一応やった」
「俺、まったくダメではないかも」
この小さな証拠が、自己嫌悪を少しずつ減らしてくれます。
だから、まず目指すべきは完璧な生活ではありません。
目指すのは、
仕事終わりの疲れた自分でもできる、低すぎるくらいの一歩です。
低くていい。
小さくていい。
でも、やる。
ここから変えていきましょう。
