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【アルコール依存】断酒してから変わった生活

アルコール依存症と診断され、お酒をやめてから2年半が経ちました。

正直に言うと、やめる前は「お酒がない生活なんて想像できない」と思っていました。それくらい、飲むことが日常の中心にありました。

今回は、断酒して実際に何が変わったのかを書いてみようと思います。いいことも、そうでないことも含めて。


体が、明らかに変わりました

一番大きな変化は体調です。

とにかく体が軽いです。だるさがありません。飲んでいた頃は、翌朝の重さと気怠さが当たり前だったので、それが「普通」だと思っていました。でも断酒してから、その「普通」がいかに消耗していたかがわかりました。

朝の目覚めも変わりました。眠いのは相変わらずですが、飲んでいた頃と比べると全然違います。顔のむくみもなくなったし、体の回復力が上がった実感があります。運動も続けているので相乗効果もあると思いますが、飲まない分しっかり体が回復できているんだと思います。

太りにくくなったのも地味に大きいです。お酒自体も物によっては太りますし、飲むとどうしても食べ過ぎてしまいます。その分がまるごとなくなりました。


時間とお金が、手元に戻ってきました

仕事が終わったら飲む。それが以前の生活のほぼすべてでした。プライベートの時間の大半が、お酒を飲むことに使われていました。

今はその時間がまるまる手元にあります。

今の僕はその時間をFEELCYCLE、カラオケ、仕事に使っています。お酒を飲むことは確かに楽しかったです。でも長期的に見ると、健康にも、スキルにも、何も積み上がっていませんでした。運動は健康寿命に直結するし、カラオケは気晴らしだけじゃなく喉のトレーニングにもなります。同じ時間の使い方でも、積み上がるものが全然違います。

お金も同じです。お酒代は、安く抑えようとしても結構かかります。日々の缶ビール代、飲み会の費用、そして酔った勢いでの散財。冷静さを失うと、財布の紐も一緒に緩みます。その出費がそっくりなくなりました。

時間的なコストも、金銭的なコストも、両方取り戻せた感覚があります。


正直、失ったものもあります

いいことばかり書いても、たぶん嘘くさくなるので正直に書きます。

飲み会に誘われることが、減りました。

飲まない人間がいると、場のテンションが合わないんですよね。飲んでいた頃の自分もそう感じていたので、相手の気持ちはわかります。僕はもともと飲みの場での交友関係が多かったので、そこ以外で人と出会う方法をあまり知りませんでした。人脈の作り方を一から考え直す必要があったし、出会いという意味ではほぼゼロになりました。

もうひとつ。ちょっとした心の隙間を埋める手段を失いました。

寂しいとき、腹が立つとき、お酒を飲めばとりあえず気持ちが和らいでいました。それができなくなったので、代わりの方法を探さないといけなくなりました。今は仕事とFEELCYCLEとカラオケで日常がパンパンで、それが助かっていますが、それでもふとした瞬間に「お酒があればな」と思うことは、正直今もあります。


それでも、僕は断酒をおすすめします

昔から「お酒は少量なら体や心にいい」と言われてきました。でも最近の研究では、少量であっても飲まない方が健康的という結果が出てきています。

それに加えて、ここまで書いてきたように、飲むことで失うものは思っている以上に大きいです。時間、お金、体調、記憶。どれも、やめてみて初めて「こんなに影響していたのか」と気づくものばかりでした。

もちろん、お酒が好きな人に無理に押しつけるつもりはありません。ただ、少しでも「やめてみようかな」と思っている人がいるなら、やめた側の人間として言えるのは、「思っていたより全然悪くない」ということです。

次の記事では、「なぜ僕は1人で病院に行けたのか」を書こうと思います。依存症の治療に踏み出すのは、思っていた以上に難しかったです。でも、行けた理由があります。それをそのまま書きます。

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