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お釈迦さまのお誕生日に、命の価値について考えてみる〜天上天下唯我独尊のお話。

こんにちは、ヨシボウです。

「SNSを見ると、キラキラした周りの人がうらやましくて落ち込む…」
「どうして自分はこんなにダメなんだろう…」

ふと他人と自分を比べてしまって、「もっとがんばらないと」「今のままじゃダメだ」と、何かに追われるように心が苦しくなることってありますよね。

今回のテーマは、そんな私たちの「命の価値」についてです。

実は、4月8日の「花まつり(お釈迦さまのお誕生日)」のエピソードには、他人と比べてしまう苦しみをフッと軽くしてくれる教えが隠されているんです。

それでは、はじめていきましょう🎵

花まつりはお釈迦さまのお誕生日🌸

4月8日といえば、「花まつり」ですね。

いろいろなお寺や、お寺が運営する幼稚園などで親しまれている、おめでたい行事です。
小さなお堂を綺麗なお花で飾り付けし、お生まれになったお釈迦さまの仏像に「甘茶」をかけてお祝いするんですよ。

そんなおめでたい日ですが、お釈迦さまは、ご自身の誕生のストーリーを通して、私たちが抱える「他人と比べる苦しみ」に対して、ある答えを示してくださっているんです。

「天上天下唯我独尊」の誤解と本当の意味

そのヒントとなるのが、お釈迦さまがお生まれになった時におっしゃったとされる、有名なこの言葉です。

「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん)」

この言葉を聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

「この世界で、俺が一番偉いんだ!」という、少し傲慢で自己中心的なイメージを持たれる方も多いですよね。

ぼくも中学生のころに読んだ『スラムダンク』というバスケ漫画で、超イケメンの天才・流川選手が「天上天下唯我独尊男」と呼ばれているのを見て、すっかり「我が強い」という意味だと思い込んでいました。

しかし、お釈迦さまは「自分だけがエライ!」なんて一言もおっしゃっていないんです。

7歩歩いて指差したもの

今から2500年ほど前の4月8日、お釈迦さまはインドの美しい花園でお生まれになりました。

そして誕生した瞬間に7歩歩いて、右手で天を、左手で大地を指差して「天上天下唯我独尊」と宣言されたと言い伝えられています。

「生まれたばかりの赤ちゃんが歩いて喋るなんて…」と不思議に思いますよね。

おっしゃる通りで、これは事実というよりも、この言葉がいかに大切かを語り継ぐための象徴的な物語なんです。

仏教には、私たちが迷いや苦しみを繰り返す「6つの世界(六道)」という考え方があります。
この「7歩歩く」というのは、6つの苦しみの世界を乗り越え、一歩踏み出したということを表しているんですよ。

「我」とはあなた自身のこと

そして、唯我独尊の「我(が)」とは、お釈迦さまご自身のことだけではありません。

「私」や、これを読んでくださっている「あなた」一人ひとりを指す言葉なんです。

つまり、この「天上天下唯我独尊」という言葉は、こういう意味になります。

「この広い空の下、大地の上で、私という命はたった一つしかない。誰かと比べるまでもなく、そのままですでにかけがえのない、尊い存在なんだよ」

他人と比較して優れているかどうかではなく、あなたの命そのものを力強く肯定する宣言だったんですね。

奇跡の連続で存在する私たちの命

私たちは普段の忙しい生活の中でつい忘れてしまいますが、今ここに「私」が存在するためには、途方もない数のご縁が必要でした。

ほんの30代さかのぼるだけでも、約10億人ものご先祖さまがおられる計算になります。

そのうちのたった1人でも欠けていたら、今の私も、今のあなたも、ここにいないんです。

天文学的な奇跡の連続で、今ここに「私」が存在している。
それだけでも、とてつもなく尊いことですよね。

花まつりというのは、単なるお釈迦さまの誕生日ではありません。
「私のこの命は、他人と比べる必要のない、ものすごく尊いものだったんだな」と気づかせていただく、ありがたい感謝の日でもあるのだと思います。

まとめ

✅ 「天上天下唯我独尊」は傲慢な言葉ではなく、命の肯定宣言だった
✅ 「我」とはお釈迦さまだけでなく、私たち一人ひとりを指している
✅ あなたの命は奇跡の連続で生まれた、他人と比べる必要のない尊いものである

自分の命が尊いものだと気づけたとき、同じように周りの人の命も尊く感じられて、少しだけ他人に優しくなれるような気がしますよね。

今後もSNSなどを見てついつい他人と比べて落ち込んでしまうことはあると思いますが、どうかなるべく比べることなく、自分自身の「そのままの命」を大事になさっていただければと思います。

さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

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