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「絵がつないでくれる、三つのありがとう」

私は、絵を「売る」というより
「誰かの暮らしに住まわせてもらう」気持ちで描いています。

もし私の絵が一枚でも旅立つことがあれば、
その想いを大切に使いたいと考えています。

いただいた代金の半分は、
被災した輪島の家を守り、復興のための活動資金に。

4分の1は、これからも描き続けるための絵具やキャンバスなど、
修業のために。

そして残りの4分の1は、
これまで支えてくれた家族や周りの方への感謝として使わせてもらいます。

まだ絵は売れていませんが、
いつか誰かのもとへ旅立つ日が来たら、
その絵がまた新しい優しさにつながればと願っています。


春の㈣重奏|残雪の丘にて

F10 アクリル画 キャンバス 2026.2

私は、人生で歩いてきた道のりを描いています。
上手に描こうとするのではなく、
心に残った光や空気を、そのまま置いていくように。

「春の四重奏」は、
朝のやわらかな光、花の匂い、遠くの山の静けさ。
そんな記憶の中の春が重なり合って生まれた一枚です。

この絵が、見る人それぞれの「自分の春」を思い出すきっかけになればと
願っています。


春暁(しゅんぎょう)

 F4 アクリル画 キャンバス 2026.2

夜明けの光が山の端から差し込み、
川面にやわらかな色が溶けていく。
静まり返った春の朝、
桜だけがそっと息づいている。

記憶の中にある、日本の原風景を描きました。

「夕凪の記憶 ― 大沢港 ―」

300㎜✖450㎜ 自作キャンバス アクリル画 2025.9

この作品は、被災地となった大沢の展望台から、
昔、毎日のように眺めていた港の風景を思い出しながら描きました。

夕方の光が海に溶け、
船も、防波堤も、花も、すべてがやさしく包まれていた時間。

もう同じ景色は見ることができないけれど、
私の心の中には、今も変わらずこの港があります。

絵を描くことは、失われた風景をもう一度生き直すこと。
この一枚が、誰かの心にも小さな灯りをともせたら嬉しく思います。

よっちゃん/ヨシボウ
YOSHIBO/Yoshibo Forest World

Rather than "selling" my paintings, I paint with the feeling that I am "being allowed to live in someone's home."

If even one of my paintings ever finds a new home, I intend to use it with the utmost care and respect for that sentiment.

Half of the proceeds will go towards protecting homes in Wajima that were damaged by the disaster and contributing to reconstruction efforts.

One-quarter will be used for paints, canvases, and other supplies for my continued artistic training.

And the remaining quarter will be used as a token of gratitude to my family and those around me who have supported me.

I haven't sold any paintings yet, but I hope that when the day comes that my paintings find their way to someone's home, they will inspire new kindness.

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