言葉足らずの片思い “遠い笑顔” (生成AIで自分の中学校時代の苦い思い出をミュージックビデオ風に再現してみた)
村下孝蔵さんの「初恋」は聞く人の少年少女時代の片想いの記憶を呼び覚まします。私の場合は中学校の同級生、笑顔の可愛い女の子でした。
同じクラスで同じ班で同じバレー部、だから「友達」としては仲良かったけど、「好き」な気持ちは伝えられないまま・・・そして「失恋」しました。
そんな思い出は個人の心の内に仕舞ったままでも誰も気にしないのでしょうが、村下さんの楽曲を聴いていると自分の記憶が蘇り、そんな想いをどこかに遺しておきたい。それで、村下さんの楽曲に合わせて自分の子供の頃の記憶をAI生成して重ねていました。
私のように字も絵も下手で、作文も苦手、歌も壊滅的な無才人間の記憶は頭の中で消えていくだけだったのが、生成AIの進歩のおかげでメモリーを出力する機会を得て、試行錯誤しながら生成結果を見て行くのは結構楽しいです。
今回は村下さんの楽曲からは少し離れて自分自身の記憶をできるだけ忠実に再現してみようと試みました。
まずはGeminiに私の中学校時代、片想いの記憶の断片を思い出せる限り書き出して、短編小説のような物語を書いてもらいました。
それがこちら↓
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放課後のキューピット
彼女はいつもニコニコしていて、そこにいるだけで周りをパッと明るくするような女の子だった。
中学1年の秋、彼女が友達に誘われるようにして女子バレーボール部に入部してきた時から、僕の視線は自然と彼女を追うようになっていた。
放課後の校庭。その東の端が、男子バレー部と女子バレー部が並んで使う練習コートだった。
まだバレーを始めたばかりの彼女は、レシーブを損ねては、よく男子のコートまでボールを転がしてこっちにやってきた。そのたびに、僕はわざとらしくボールを拾い上げて彼女へと投げ返す。
「下手クソ!」
ちょっと意地悪にからかってみると、彼女は決まって「アッカンベー」をして、また無邪気に笑った。そんなやり取りが嬉しくて、気づけば僕は、広い校庭の中でいつも彼女の姿を探すようになっていた。
「君のことが好きだ」
自分の心にあるその想いに気づくのに、時間はかからなかった。けれど、教室でも、校庭でも、体育館でも、いつでも眩しい笑顔を見せる彼女を前にすると、僕の胸はただ愛おしさで疼くばかりで、言葉にすることなんて到底できなかった。
そんなある日のことだった。
放課後、彼女に呼び出された僕は、誰もいない教室で一人、胸を高鳴らせながら待っていた。
ガラガラと扉が開き、一通の白い封筒を手にした彼女が近づいてくる。
その時、僕はあまりにも悲しい、そして淡い勘違いをしてしまっていた。もしかして、彼女も僕と同じ気持ちなのだろうか。その手紙の主は、彼女自身なのだろうか、と。
しかし、そんな淡い夢は、彼女の口から出た言葉によって一瞬で打ち砕かれる。
「これ、女子バレー部の先輩から預かってきたの!」
彼女は、まるで大好きな誰かの恋のキューピットになれたことが嬉しくてたまらない、とでも言うように、満面の笑みを浮かべて手紙を差し出してきた。
なぜ、あの時の僕は、彼女の目の前でその手紙を開いてしまったのだろう。
中に入っていたのは、僕の知らない女子バレー部の先輩からの手紙だった。僕への好意が綴られ、いくつかの質問が並んでいる。
「ちゃんと答えてあげてね」と、彼女は付き添いのようにはしゃいでいた。
生年月日、趣味。当たり障りのない質問を上から順に読み進めていき、最後の一行に目を落とした瞬間、僕の頭の中は真っ白になった。
『好きな人はいますか?』
その問いかけに対する答えなら、最初から決まっている。頭の中に、今、目の前で僕を覗き込んでいる彼女の顔が浮かぶ。
(目の前にいる、君が好きだ)
何度も何度も、心の中でその言葉が渦巻いた。けれど、それが喉の奥でつかえて、どうしても口から出てこない。
「君が好きだ」
そう一言、言えてしまえたなら、どんなに楽だっただろう。
けれど、もしそれを伝えてしまったら、彼女のその無邪気な笑顔が消えてしまうのではないか。それが何よりも怖かった。
どうしても答えられない問いかけを前にして、僕はついに耐えきれなくなり、手紙を彼女に突き返した。そして、戸惑う彼女の姿を置き去りにしたまま、狂ったようにその場から逃げ出した。
結局、守りたかったはずの彼女の笑顔を、僕自身の手で消してしまったのだ。
教室から部室へと続く、やけに長く感じられる廊下を、僕は一歩一歩踏みしめるように歩いた。
痛む胸をなだめるように、自分に何度も、何度も言い聞かせながら。
「あいつはただのクラスメイトだ。ただの、クラスメイトなんだ……」
動き出した放課後のコート。
そこには、いつものように仲間たちと笑い合い、ボールを追いかける彼女の姿があった。僕はもう、その輪に近づく言葉を持たない。ただ遠く離れた場所から、変わらない彼女の笑顔を、静かに見つめていることしかできなかった。
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結構当時の思い出が再現されていて、自分の事ながら涙が出てくる。
さらに、これで楽曲を生成してみようと思い、Geminiに作詞を依頼した。
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『恋のキューピット』
(1番) 放課後を告げるチャイムが響き 夕暮れの校庭へ 僕は駆け出す 東の端の バレーコート 君はいつも 輪の中心(なか)で笑ってた
あちこちへさ迷う 君のレシーブ 男子のコートへと 転がるボール 「下手クソ!」なんて からかう僕に アッカンベーと はにかんだあの笑顔
「君が好きだよ」と 気づいたときには 胸のうずきは もう止められなくて 教室でも 体育館でも 眩しい君を ただ探していた
(サビ) 夕闇の教室 一通の封筒 君の手から 受け取ったあの日 淡い期待は 一瞬で消える 「先輩からだよ」と 微笑む君は 無邪気な 恋のキューピット
(2番) なぜあの時 すぐ開けたのだろう 僕の知らない 誰かの文字 「答えてあげて」と 急かす君の 目の前で 最後の行に凍りつく
『好きな人はいますか?』の問いかけに 「目の前の君だ」と 叫びたかった だけど君の その笑顔が 消えてしまうのが 何より怖くて
突き返した手紙 戸惑う君を残し 僕は一人 夕暮れを逃げ出した 部室へと続く 長い廊下で 「ただのクラスメイト」と 言い聞かせながら
(サビ) あんなに誰かを 守りたかったのに 結局君の笑顔を 奪ってしまった 「君が好きだ」と 言えたならどんなに 楽だったろう 届かない言葉 心の中で 吹き抜ける木枯らし
(アウトロ) 次の日のコート 仲間と笑う君 遠く離れた場所から 見つめるだけで もう二度と 「下手クソ」なんて言えない 遠ざかる 僕たちの季節
(君が好きだった…… ただ、好きだった……)
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状況説明の羅列で全然歌詞っぽくないので、村下孝蔵さんっぽい楽曲を目指し、「歌詞をシンプルに」「できるだけカタカナは使わない」と指示した。
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『遠い笑顔』
(1番) 放課後の鐘が鳴り響き
夕暮れの広場で 君が跳ねていた
東の端の 練習場
君はいつも 輪の中で笑ってた
あちこちへさ迷う 白い球
僕らの足元へ 転がるたび
「下手くそ」なんて からかう僕に
舌を出して 悪戯に微笑んだ
「君が好き」だと 気づいた日から
胸のうずきは もう止まらなくて
学び舎の窓 夕日の影に
眩しい君を ただ探していた
(サビ) 薄暗い教室 一通の文(ふみ)
君の手から 受け取ったあの日
淡い期待は 一瞬で消える
「先輩からよ」と 嬉しそうな君
何も知らずに 微笑んでいた
(2番) なぜあの時 すぐ開けたのだろう
僕の知らない 誰かの文字
「答えてあげて」と 急かす君の
目の前で 最後の一行に凍りつく
『好きな人はいますか』の問いかけに
「目の前の君だ」と 叫びたかった
だけど君の その笑顔が
消えてしまうのが 何より怖くて
突き返した手紙 戸惑う君を残し
僕は一人 夕暮れを逃げ出した
部室へと続く 長い廊下で
「ただの同級生」と 言い聞かせながら
(サビ) あんなに君を 守りたかったのに
結局その笑顔を 奪ってしまった
「君が好きだ」と 言えたならどんなに
楽だったろう 届かない言葉
心の中で 風が吹き抜ける
(アウトロ) 次の日の広場 仲間と笑う君
遠く離れた場所から 見つめるだけで
もう二度と からかうこともできない
遠ざかる 僕たちの季節
(君が好きだった…… ただ、好きだった……)
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この歌詞を元にMusicfulで曲を生成。細かな歌詞の修正や曲の雰囲気を指示し直して何度もトライ。
一応声は自分の声を登録して、歌わせてみたんだけど・・・
AIは私の音痴な所まで個性として再現するのか???ってほど聞きづらい唄になってた・・・
仕方がないので、AI生成の音声で生成した曲から選んで、取り敢えず曲は完成。
それから自分の声を使って作った曲の辛うじて「いい感じ?」っぽい歌声だけを切り出して、再度AIに学習させて。「AIカバー」の機能で自分の声の雰囲気に近づかないか・・・と思って試行錯誤したけど、ほぼ別人の声になってる。「音痴」か「ほぼ別人」、どっちを選ぶかといったら「ほぼ別人」がマシということで取り敢えず完成!がこちら↓
いつも通り、Geminiでキーフレームになる画像を生成して、Klingで動画生成、後は編集ソフトで地道に繋いで何とか完成。
自分自身の心の中の思い出なので、多分自分以外には刺さらない自己満足動画だろうけど、こういうのを幾つも繋げていけば、いつか自叙伝的な映像作品になるのかなぁ?小学校中学校高校大学・・・恋をしてはその都度振られていく主人公・・・のショートドラマ集
やっぱBGMは村下孝蔵さんでいくべきかな?
下手な長文に付き合っていただきありがとうございました
