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【エッセイ】何のために生きてるの?

なぜ生まれて、なぜ生きなければいけないのか。ふとした瞬間に、暗い部屋の中で微かに白く見える天井を見つめながら思う。瞬きもせず眺めていると、段々視界がぼやけてくる。自分の部屋の天井すら綺麗に見つめられないのに、僕はこれから生きていく上で何を見つめて生きていけばいいのだろうか。

他人が僕の視界に手のひらをかざす。ピントが合う。そうやって、誰かが自分を満たしてくれることを願うべきなのだろうか。誰かに話そうとした言葉は、喉の奥で止まった。その人もまた、別の誰かに疲れている顔をしていた。いや、僕は自分に期待すらできていないから、他人に何かを求めてしまうのかもしれない。あぁ、こんな弱い自分では、ずっと心は枯れたままだろう。

では、自分にできることは何なのか。何もない。楽しいと思えるふとした瞬間はあるとはいえ、世の中は苦しいことの方が圧倒的に多い。そんな微かな楽しい瞬間を生きる理由にしても、日常の苦しいことにすぐに飲まれてしまう。

じゃあもう、何も感じず、何にも期待せず生きていけばいい。はっきり言って、自分すら認められず、期待もできず、満たされてもいない状態では他人と関わる余裕はない。自分のことすら満足に管理できないのだから。そんな状態で他人に何かを求めても、「傲慢だ」としか言いようがない。

僕は幸せになるために生きているはずだ。でも、生きていく中でそれが一番難しい。これからも一生、自分と向き合って苦しみ続けていくしかないのか。果たして、それは幸せなのだろうか。それでも、ほんの一瞬だけ、世界が綺麗に見える瞬間がある。

僕は今のところ、何のために生きているのかさっぱりわからない。かといって、自分で命を終わらせる勇気もないし、何にも持ち合わせていないのに、少しだけ終わらせるには惜しい気がしている。僕はまだ、そんな微かな希望を抱けているだけ、他の人よりマシなのかもしれない。でも、生きているとそんな微かな光はすぐに見えなくなる。

嫌でも朝は来る。理由なんて、関係ないみたいに。

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