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蘇える変態と「禿(ハゲ)」の受け入れ方。


記事を先に書いた。
色々削ぎ落として、考えた末に、なかなかセンシティブで、なかなかパンチの効いたタイトルとなってしまったことをお詫びしたい。
一つ言えることは、この記事は、禿(ハゲ)に対する誹謗中傷ではないということ。薄毛で悩める皆さん、私も予備軍です。

久々に読み返してみた。

墓石を磨き水をかけ、線香をあげ、花を生けて祈る。
お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、いつもありがとうございます。俺はお祖父ちゃんからいろいろなものを隔世遺伝で受け継いでいると思います。だからきっと数十年後には思い切りハゲてしまうと思いますが、お祖父ちゃんは額の方から後頭部にかけてハゲるタイプだったので、そうなるんだったら全然いいです。頭頂部から輪が広がるようにハゲるのだけはなんとか阻止したいです。ハゲたらどうしたらいいですか。お祖父ちゃんはハゲはじめた時どういう風に自分のメンタルを保ちましたか。そしてお祖母ちゃんはどんな気持ちでその過程を見つめましたか。俺の将来の嫁さんはハゲを肯定してくれる人でしょうか。不安です。これからもよろしくお願いします。

ハゲの恐怖に泣きながら墓地を後にして家まで帰った。


星野源著『蘇える変態』 ――墓参りより一部引用


――くも膜下出血での入院・闘病から、2014年に完全復活した星野源。アルバム制作や撮影現場などの“ものづくり地獄”の舞台裏から、ユーモアで乗り越えようとした闘病生活まで、怒濤の3年間を綴った、くだらなさと緊張感とユーモアと哲学、ミックスにもほどがある垣根なしのエッセイと、なっている。ぜひ、興味ある方は手にとっていただきたい。
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星野源さんは相当な苦労人であり、努力家だ。
ゆえに、人間の生々しさや、人生の息苦しさを、これでもかってくらいに、大胆かつユーモアに綴られている。その溢れ出る言葉たちが、人生をポップに変えてくれ、たまに読み返したくなる一冊となっている。


――新垣結衣さんはこれを読んだのだろうか。そして、ハゲを肯定しているのであろうか、今後も注視していきたいと思う。


蘇える変態を読み進めていたが、18ページ目で止まり、自然とこの記事を書いている自分がいた。


――私もここ最近、抜け毛に悩まされている。浴室の排水溝のヘアキャッチャーを見るたびに、抜け毛の量に落胆する。

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