自分たちのペースで選ぶということ
診察の中で、
周囲の情報や意見に触れる中で、
迷いが大きくなっていると感じる場面があります。
インターネットや知人の経験、
他の症例の話など、
さまざまな情報に触れることで、
「こうするべきなのではないか」と
考えが揺れることもあると思います。
もちろん、
情報を知ることは大切です。
ただその中で、
いつの間にか
“誰かのペース”で
選択を進めようとしてしまうこともあります。
ある方が、
いろいろな意見に触れる中で迷われていましたが、
一度立ち止まり、
「自分たちはどうしたいのか」を
ゆっくり言葉にしていく時間を取りました。
その中で、
少しずつ表情が落ち着き、
最終的には
ご自身の納得できる形で
方向性を決められていました。
周囲の意見に合わせることが
必ずしも悪いわけではありません。
それでも、
その子とご家族にとっての時間は、
他の誰のものでもない。
だからこそ、
情報を参考にしながらも、
自分たちのペースで選んでいくこと。
それが、
納得につながることもあるのだと感じています。
