見出し画像

そして親になる

そして親になる。
━━親元を離れて、それでも笑っている君へ━━

こんにちは、ヨノタロウ☕️です。


今日は、高校2年生の、
次男の話を少しだけ書いてみたいと思います。

競技名や学校名は伏せます。

別に隠したいわけではないのですが、
高校の部活動というものは、

地域名や大会名が少し出るだけで、
わかる人にはわかってしまう時勢です。

だから今回は、
あえてそこはぼかして書かせていただきます。


それでは本題です。どうぞ!


『本題の前にすみません🙇
全て書き終わってから、これを書いてます。

今回の文章は、体感でかなり長いです。

1学期最後の、校長先生のスピーチくらい、
絶望的に長いです💦
それでも悪意は無いので、
温かい目で見ていただけると幸いです🙏』


高2の次男は今、
スポーツの強豪校で、
親元を離れて、
寮生活をしながら、
高校生活を送っています。

長男も次男も、
地元のクラブチームで、
小学生の時からその競技をやっていました。


きっかけは中学生の頃でした。

田舎の中学校では、
次男はそれなりに目立つ存在だったと思います。

地元では、ありがたいことに、

「上手いね」
「すごいね」

と褒めてもらうこともありました。

親としても、
もちろん嬉しかったです。

自分の子供が頑張っている姿を見て、
周りから認めてもらえる。

それはやっぱり、
素直に嬉しいものです。

そんな中で中学3年生のとき、
同じ県内ですが通学が不可能な距離の、
遠方の強豪高校から特待生として、
声をかけていただきました。


親としては、
ありがたい話だと思いました。

けれど同時に、
不安もありました。

いや、
正直に言えば、
不安の方が大きかったかもしれません。

それまでの次男は、
どちらかと言えば、
親任せなところがある子でした。

進路のことも、
生活のことも、
細かいことは親が考えて、
親が先回りして、
親が段取りしてきた部分が多かったと思います。

そんな子が、
親元を離れて寮生活をする。


朝起きること。
洗濯をすること。
体調を管理すること。
人間関係の中で生活すること。
学業や部活でうまくいかない日も、
 逃げずに次の日を迎えること。

それを本当にやっていけるのか。

親としては、
競技の心配よりも先に、
生活の心配がありました。


それでも次男は言いました。

「その高校に行きたい」と。

自分の意思で、
ハッキリとそう伝えてきました。

今まで親任せだった子が、
自分で行きたい場所を決めて、
自分でそこへ進もうとしている。


その言葉を聞いた時、
嬉しさと不安が同時に来ました。


実は進路を決める時にも、
少しだけドラマがありました。

2歳年上の長男も同じ競技をしていて、
市内の公立高校へ進学しました。

その高校も毎年地区大会を勝ち上がり、
県大会に出場するような学校です。

親としては、
次男も当然そこへ進むものだと思っていました。

兄の姿を見て育ち、
同じ中学で共にプレイし、

もし次男がその高校へ行けば、
一年生からレギュラーに入る可能性も高い。
いわゆる即戦力となれる。

親の目から見ても、正直、
その競技の力だけで見れば、
兄よりも数段上手いと感じています。

ところが次男は、
自分の口ではっきりと言いました。

「そこには行きたくない」

正直、
かなり驚きました。


レギュラーという立場も、
中心選手になれるかもしれない環境も、
全部わかった上で、

それでも別の道を選びたいと言うのです。

理由を聞くと、

「本当に強い人たちとプレーしたい」
「強い相手と戦いたい」
「自分の力を知りたい」


そう話してきました。

親としては、
その選択が楽な道ではないこともわかっています。

それでも、
次男のその言葉に迷いと不安は感じませんでした。

だから、あえて次男に聞きました。


強豪校は、
今までの世界とは違うぞ。

地元で一番手だったとしても、
そこへ行けば当然、
自分より上手い子がたくさんいる。

周りはみんな、
同じように選ばれてきた子たち。

一年後には、
またすごい後輩たちも入ってくる。

年功序列は無いし、実力が全ての環境。

3年間、
公式試合に出られないかもしれない。

ずっと補欠かもしれない、
今まで経験したことのないプレッシャーもある。

それでも本当に行く覚悟はあるのか。

次男は、

「ある。」

そう答えました。

その一言を聞いて、
こちらも覚悟を決めました。


実際に入学当初は、
想像以上に大変でした。

特に、その環境や生活リズムを掴むまでは、
何度となく寮に出向き、
本当に大変でした。


本人はもちろん大変です。

毎日の厳しい練習。
チーム内での競争。
結果を求められるプレッシャー。
寮生活のストレス。
親が見えないところでの悔しさ。
そして慣れない環境での高校生活。


でも、
親にもまた、
避けては通れない大変さがありました。

現実的な話になってしまいますが、
これがリアルな現状なのでお話しします。

特待生とは言っても、
次男のレベルでは、
すべてが無料、優遇されるわけではありません。

寮費。
生活費。
道具代。
毎週の練習試合。
県外遠征費。
細かい出費。

ひとつひとつは仕方ないと思えても、
積み重なると毎月、
想像以上の金額になります。

それが厳しく、
残念ながら部活を去ることになった
生徒さんもいました。

「強豪校に行く」というのは、
本人の努力だけで成立するものではないのだと、
つくづく痛感しました。


そこには、
家族の生活も、
お金も、
時間も、
心配も、
全部乗ってきます。


そして今、
次男は高校2年生になりました。

固定のレギュラーメンバーには、
まだ入れていません。

Aチーム、
いわゆる一軍のラインを、
出たり入ったりしています。

あと少しのようで、
その少しが遠い。

親から見ていると、
もどかしい気持ちもあります。

頑張っているのは知っている。
努力しているのも知っている。

でも、
それだけでは簡単に上へ行けない。

地元で褒められていた世界とは、
やはり違います。

上手い子がいる。
強い子がいる。
メンタルの強い子がいる。
結果を出す子がいる。

その中で、
自分の場所を取りにいく。

それは、
親が思っていた以上に厳しい世界でした。

でも、
宣言した言葉どおり、
本人は折れていませんでした。

キツイ練習の中でも、
プレッシャーの中でも、
悔しいことがあっても、

それでも、
楽しそうに頑張っています。


そこが一番、
親としては救われるところです。

もちろん、
本当は苦しい日もあると思います。

親に全部を話しているわけではないでしょう。

寮生活の中で、
ひとりで噛み締めた悔しさもあると思います。

それでも、
電話や帰省した時の表情を見ると、

ああ、
この子はこの場所で、
ちゃんと戦っているんだな。


そう感じます。


そして今年、
その高校は団体戦、個人戦ともに、
インターハイに出場します。

もちろん、
そこに次男が中心選手として、
立っているわけではありません。

でも、
そのチームの中にいる。

その場所で、
同じ練習をして、
同じ空気を吸って、
同じ目標を見ている。

そして仲間を全力で応援する。

それだけでも、
親としてはすごいことだと、
誇らしいことだと思っています。

試合に出ることだけがすべてではない。

そう言うと、
綺麗事に聞こえるかもしれません。

選手である以上、
出たいに決まっています。
勝ちたいに決まっています。
レギュラーになりたいに決まっています。


でも、
親として思うのは、

そこで折れずに続けていること。
自分で選んだ道から逃げていないこと。
親元を離れて、
自分の生活をしていること。

それだけで、
もう十分に成長しているということだと思います。


親は欲張りです。

試合に出てほしい。
活躍してほしい。
結果を残してほしい。
周りに認められてほしい。

そんな気持ちが、
ないと言えば嘘になります。

でも、
もっと根っこのところでは、

無事に3年間を過ごしてほしい。
大きな怪我なく卒部、卒業してほしい。
高校生活をやり切ってほしい。

その先の進学へ、
ちゃんとつなげてほしい。

今は、
それが一番の願いです。


部活は全力で応援します。

遠征費も、
道具代も、
寮生活の心配も、

親としてできることはやります。

でも、
次男の人生を代わりに歩くことはできません。

試合に出るのも、
悔しい思いをするのも、
練習で踏ん張るのも、
毎日寮で朝を迎えるのも、

全部、
次男自身です。


親にできるのは、
せいぜい帰ってこられる場所でいること。


必要な時に支えること。

そして、
余計な心配をしながらも、
黙って見守ることくらいです。



中学生の頃、
親任せだった子が、

今は親元を離れて、
強豪校の中で、
自分の意思で踏ん張っています。

レギュラーかどうか。
試合に出られるかどうか。
結果を残せるかどうか。

もちろん、
それも大切です。

でも、
それ以上に、

自分で選んだ場所で、
折れずに立っていること。


その姿を見られるだけで、
親としては誇らしいです。

あと少し。

高校生活は、
長いようで短い。

どうか怪我なく、
無事に、
君の3年間を走り切ってほしい。

親はきっと、
最後まで心配しながら、
最後まで応援しています。

そうやって、
親としても育てられていると感じます。


そして、
もう一つヨノタロウとして、
感じることがあります。

次男が家を出ることが決まった日、
嫁様がとても寂しそうにしていました。

その日、
お風呂場からなかなか出て来なかったのは、
泣いている姿を家族に、
見せたくなかったんだと思います。

それまで当たり前にいた存在が、
急に家からいなくなる。

母親として、
きっと私以上に複雑な気持ちだったと思います。

今は使っていない、次男の部屋です。
年に数度は帰ってきます。
たまにこの部屋で嫁様が、
こっそり仮眠していること、私は知ってます。


そんな嫁様ですが、

寮生活が始まってからは、
仕事が休みの日になると、
次男の練習のお手伝いや、
必要があれば送迎など、

車で片道2時間以上かけて、
次男のために動いています。

気がつけば、
ほとんどの休みを、
そのために使っているような状態です。

他の生徒さんのお母さんたちとも、
仲良くやれているようで、
そこは少し安心しています。

ただ、
ヨノタロウとしては、

体調面も、
精神面も、
やっぱり心配になります。

だから時々、

「無理せんようにね。」

そう声をかけるのですが、

嫁様は笑いながら、

「私の今一番の推し活だから大丈夫😊

「だってこんなに関われるのって、
 あと2年くらいだし、楽しいよ♪」


そう言います。

もちろん、
本当にそう思っているのでしょう。


でも、
きっとしんどい日もあるはずです。

疲れている日もあるはずです。

それでも笑顔で次男に会いに行き、
全力で応援している姿を見ると、

私は感謝の気持ちでいっぱいになります。


親元を離れて頑張っている次男もすごい。
でも、
その背中を支え続けている嫁様も、
同じくらいすごいと思うのです。



おわり。

ヨノタロウ☕️


今日、聴きたい一曲🍀
次男が好きな ヒロアカ緑谷出久の
『僕のヒーローアカデミア』2期OP曲
『ピースサイン』米津玄師

「TOHO animationチャンネル」
『僕のヒーローアカデミア』×米津玄師
「ピースサイン」
スペシャルミュージックビデオ より。



あとがき

ここまでかなり長い内容でしたが、
お付き合いいただきありがとうございます🙇

ここからは少し気を抜いて、
楽な気分で書きますね!

書いていて、当時の色々な情景を思い出して、
泣きそうになりました🥹
・小学生の時に負けて悔しくて泣きながら、
 試合会場から飛び出したこと。
・買ったばかりの道具を壊してしまい、
 申し訳なさそうにしてたこと。
・勝ったよろこびを押しころして、
 はにかんでいた笑顔。
良いこともツラかったことも思い出は尽きません。

その笑顔が見たくて仕方ないのかもしれません。
本当に親バカですみません🙇


ちなみに、
長男も今年、希望する私大に入れて、
片道約2時間かけて通っています。
兄弟共に頑張り屋で、
素晴らしい息子たちでありヒーローです✨


いつものヨノタロウと違うトーンでしたが、

たまには真面目な感じでも良いかなと笑笑


で‼️

本当に最後に伝えたいことです。

これを読まれたお母様方へ。

みなさんも同じように頑張っていること、
ちゃんと知っています。

母の顔。
妻の顔。
仕事の顔。
子の顔。
ご両親の介護やお世話をされている方も
いらっしゃると思います。うちもそうです。


マルチタスクすぎる状況を365日、
当たり前のように過ごしていますよね💦

本当にすごいと思います。

そんな当たり前に頑張る姿を、
旦那様やお子様は、
ちゃんと見てくれていると思います。

口では感謝を伝えることは少ないかもしれません。
でも心の中では、
とても感謝しているはずです🍀

口に出すのがヘタで、
上手く伝えきれていないだけだと思います。

大半の男性は、
感謝していないわけではなく、

感謝の伝え方が下手なだけなのかもしれません。


だから少しだけ、
寛容な心で見ていただけると嬉しいです😊

ヨノタロウからのお願いでした🙇

まあ、
「タイミング」とか言いつつ、
急にデカい買い物をしてしまうような、
空気の読めないところもあるかもしれませんが💦


……とはいえ、
思われることは想像がつきます。

「口に出すのがヘタとか、逃げですよね!」
「口に出さないとわかりませんけど!」
「ちゃんと言葉で伝えてよ!」
と思われることも十分理解してます。

ヨノタロウへの苦情は受付ま………す。

ただし、
期待どおりの回答が返ってくるかは、
保証できません🙏

ヨノタロウは、普通のおじさんです。
どうか寛容な心でお願いいたします🙇

#エッセイ
#子育て
#部活動
#父親目線
#嫁の推し活
#気持ちの吐露
#書いていて疲れる長さ
#文章をまとめる個性が行方不明
#ここのハッシュタグまで見てる人いない説
#創作大賞2026
#子供の成長を感じるとき

いいなと思ったら応援しよう!