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3万円返しても、元金は7,500円しか減らない





【本 文】


カードローンを利用したことがない人でも、

「毎月きちんと返済していれば、そのうち終わる」

と思っているかもしれません。


しかし、実際の返済構造を数字で見ていくと、
かなり違った景色が見えてきます。


例えば、
150万円を年18%で借りたとします。


カードローンでは、上限金利が年18%前後の商品は珍しくありません。


1ヶ月分の利息
を計算すると、

150万円 × 18% ÷ 12か月 = 22,500円

になります。

仮に、毎月の返済額が3万円だった場合。

30,000円 − 22,500円 = 7,500円


つまり、
3万円返済しても、
最初の月に減る元金は7,500円
しかありません。


翌月の借入残高は、

150万円 − 7,500円 = 149万2,500円

です。


次の月の利息は、

149万2,500円 × 18% ÷ 12 = 約22,387円

になります。


すると、

30,000円 − 22,387円 = 7,613円

しか元金は減りません。


もちろん、
少しずつ元金返済部分は増えていきます。


しかし、
仮に途中で追加借入を一切せず、
返済だけを続けたとしても


・完済まで 約93回
・期間 約7年9ヶ月  

・返済総額 約278万円  
・利息総額 約129万円


になります。



150万円借りて、
利息だけで約130万円。



これが、カードローンの現実です。

しかも、
カードローンには、
返済すると利用枠が復活する
という特徴があります。


7,500円返済する  
↓  
枠が7,500円空く  
↓  
また使う

※最低借入額は、1万円以上という場合もあります。


これを繰り返すと、
元金はなかなか減りません。



私は、
銀行系カードローン保証会社で、
返済に行き詰まった債務者を数多く対応してきました。


もちろん、
カードローンのおかげで、
救われた人がいることも事実です。


病気
失業
介護
引越
急な出費



人生には、
「今すぐ現金が必要」
という局面があります。


一方で、
返済構造そのものを理解しないまま利用すると、
長期間、
生活を圧迫し続ける可能性
があります。


カードローンの広告では、
よく、

「ご利用は計画的に。」

という言葉が使われます。


ただ、
私は現場で、

“計画的に返済できなくなった人”

をたくさん見てきました。


だからこそ、
借りる前に考えるべきなのは、

「毎月いくら返せるか」

だけではなく、

「いつ完済できるのか」

なのだと思っています。


※金利・返済条件は商品によって異なります。
※本記事は一般的な返済構造の一例です。


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