ザビエない
本来活用形はとらない名詞や固有名詞を無理矢理活用するという遊びを
高校生の頃に編み出しました。
恐らく古典の授業が始まれば誰しも一度はやったことがあるのではないでしょうか。
ありをりはべりいまそかり
とか
さしすすせせ
なんて言えば何のことだか思い出すのでは?
心は高校生に戻ってしまうのでは?
いわばタイムマシン的扱いの高校古典ですが
今日も話はきっと不時着しますので、ご注意ください。
【ザビエない】
“有り得ない”と同一の意味を持つ。
本来の終止形は「ザビエる」。

“古典のせいで”思いついたと自分の脳の癖を古典に責任転嫁していますが、
【ザビエない】は現代語の活用形であるア行下一段活用をとります。
【ザビエる】とした時点であの【ザビエル】であってそうでない状態なので(名)とするか(動)とするか迷いましたが一応(名)にしておきました。

↑ザビエルさんが大活躍します(しません)。
ことあるごとに
「今日の体育グラウンドは“ザビエねー”でしょ、暑すぎ」
「そんなこと“ザビエて”たまるか!(化学の抜打ちテスト)」
などと【ザビエる】を濫用。
そして友人とは
“ク活用”“シク活用”ゲームで盛り上がり、
その流れで
「はい!打ち消しの助動詞ゲーム!レッツゴー!」
(hip-hop調のリズムで)
「ず」「ざら」「ず」「ざり」「ず」「まる」「ぬ」「ざる」「ね」
「ざれ」「まる」「ざれ」「ヒウィゴー!」
という完全に古典をなめ腐った遊びを無限に繰り返しておりました。
これのおかげか何なのかはわかりませんが
古典の成績が異様に良くなってしまい
頼んでもいないのにハイレベル講習受講対象者選抜を通過するという意味不明な事態。
それに対し
「“ザビエねえ”…!帰りたいんだがァ?」
と泣き言を言いながら優秀な方々に囲まれ
妙に難しい講習を受講。
『源氏物語』には死ぬほどときめきませんが
「雀の子を、犬君(いぬき)が逃しつる」
(訳:雀の子を犬君が逃してしまったの)
という若紫の台詞をいかにドラマチックに言えるかゲームで乗り切りました。
その後、若紫不良ver.だの若紫ギャルver.だの若紫おじいさんver.だの訳の分からない若紫パターンを大量に生み出し
一時的にあだ名が“若紫”になり、
そこに何でも英語にするブームが重なり
“ヤングパープル”になり、
収拾がつかなくなりました。
私は椅子に座って参考書と対峙する冷戦のような勉強法が苦手なので
いかに日常生活に落とし込み、
面白がれるかがミソだと思っています。
というかそれ以外に私が知識を身につける方法がないので。
それこそ小学生の理科で植物について学習するときも、教科書の図を見て理解できる脳みそではなかったので
校庭にある草をむしってきて
「これが雌しべ、これが雄しべ、子房はこの膨らんでいるところ。縦に切ると…横に切ると…」
という具合に実践的に覚えました。
私が脳みそだけでできることと言えば
関係ない事象同士を勝手に結びつけて変なお話を作ったり、
“イマジナリー人”を何人も生み出して脳内ドラマを脳内再生することくらいですからね。
ただの危険人物ですね。
おお怖い怖い。
それこそ私の存在そのものが
“ザビエない”という可能性すら出てきて
私に対して“打ち消しの助動詞”ビームが放たれている疑惑すら浮上しています。
古典文法で全力おふざけするのにおすすめなのがこちらです。
これさえあれば
“打ち消しの助動詞ゲーム”だけでなく
“各種活用形ゲーム”もすぐに楽しめます。
(はい?)
OSUSUME
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お・ぬ・し