見出し画像

ぽぽんのポンプさん

ぽぽんのポンプさん
と聞いて
ワーイ‼︎ポンプサンダァー‼︎
と大騒ぎするのは私及び(記憶があれば)何人かの同級生だけだと思われる程のエリア超限定ネタ。

ポンプさん
秘境ポンプ室に住む最強の生物。
陽気で優しい“アメリカ出身のおじさん”。
訳あって小学3年生男子の姿を借り生活している。
名乗りは
ぽぽんのポンプさん」。
“ぽぽんのポン”で自分のお腹をたぬきのように叩き、
“プ”は“ぷ〜”と伸ばし音にし、尻から鼻に向かって指をつまむような形で移動させ、
“さん”で人差し指・中指・薬指を立て指数字の“3”を作る。
得意技は牛乳の一気飲み。
好きな食べ物はちくわの磯辺揚げ(給食)。
怒らせると学校の全ての水道が爆発する。
特に職員室の水道がひどく爆発する。
校庭のスプリンクラーも爆発する。

Yomopedia

小学校、ほとんどいい思い出ないなと思っていたものの
案外ありました。
これです、ポンプさんです。

ポンプさんが生まれた経緯を説明しましょう。

小学3年生の5月頃、
掃除の時間に唐突に“ポンプ室”の存在に気づいた私。
ポンプ室が何なのかわからないので同じ班のリトルリバー氏(以下O)に質問しました。
以下会話形式でいきます。

私「ポンプ室って何か知ってる?」
O「誰かの部屋じゃない?」
私「誰か?…ポンプ室ってことはポンプさんっていう人の部屋かな?」
O「それだよ、絶対ポンプさんの部屋だよ!」
私「いや誰だよ笑」
O「最初にポンプさんとか言ったの自分じゃん笑」
私「そうだけどさ。」
O「(ガチャガチャ)鍵かかってる。おーい!ポンプさーん!開けてー!」

ここからほぼ毎日ポンプ室をノックしたり
ピッキングしようとしてクリップを鍵穴に挿したり(やめろ)という迷惑行為を繰り返したOと私。
まだ見ぬ“ポンプさん”への謎の期待と妄想が止まらない我々はポンプさんのキャラ設定とポンプさんの名乗り&ポーズ(=ぽぽんのポンプさん)まで考案する始末。
特にOはことあるごとに「ぽぽんのポンプさん」を全力でやっていました。
ある日突然、
ポンプさんの正体はたぶん俺!」
などと訳のわからないことを言い始め、
その日からOのあだ名が“ポンプさん”になりました。
6年生にポンプさんのお姉さんがいて、
お姉さんのあだ名は“ポンプ姉さん”になりました。
そこからクラスではポンプさんが大流行。
そしてなぜか“ポンプさん的な何か”になりたがる人が続出。
そこでポンプさんの対抗馬として
ぼぼんのボイラーさん”という“ポンプさん”からの何の捻りもない新キャラが生まれ
これまた大流行。

ボイラーさん
辺境の地ボイラー室に住む働き者のおじさん。
オーストラリア出身。
怒りっぽい性格で、陽気なポンプさんとは犬猿の仲。
訳あって小学3年生男子の姿を借りて生活している。
名乗りは
ぼぼんのボイラーさん」。
“ぼぼんのボイ”で右手はパー、左手はグーで自分の胸をゴリラのように叩き、
“ラー”でラーメンを食べる動き、
“さん”で人差し指・中指・薬指を立て指数字の“3”を作る。
得意技はABCスープのABCを崩さずに食べること。
好きな食べ物はハスカップゼリー(給食)。
本気で怒らせると家庭科室のガス台が爆発する。
東京ガスの人しかボイラーさんを倒すことはできない。

Yomopedia

そしてボイラーさんの兄(5年生)も例によって
ボイラー兄さん”というあだ名になりました。

ちなみに東京ガスの人は1ヶ月に約3回は現れていました。
つまり、1ヶ月に約3回学校でガス漏れが発生していました。
その度に
「ボイラーさんが危ない!」
などと大騒ぎをし、東京ガスの人に遭遇しないようにする謎の遊びを繰り広げておりました。

とはいえ当時の我々も、馬鹿であって馬鹿でないので
色々調べて
ポンプ室が水に関するもの、ボイラー室が火に関するものだと理解し
そのあたりもキャラ設定に組み込むという
真面目なおふざけを実践。

その後も
“アルコールランプのランプさん”だの
“くぬぎさん”(校庭に生えている木)だの
“ラグビーボールのアーモンドさん”だの
しょうもないキャラクターが大量発生して、飽和状態に陥りました。

4年生になりボイラーさんが市内の別の小学校へ転校。
別の小学校で
「前の小学校では“ボイラーさん”と呼ばれていたので“ボイラーさん”と呼んでください。」
と自己紹介するも誰からもボイラーさんとは呼んでもらえず、挙句
“やべえ奴”認定されて転入初期は相当苦労したそうです。
なお残された我々は“ボイラーさん”への敬意を示すため後任のボイラーさん選びは行わず
長い修行の旅に出たという設定にし、ボイラーさん枠は空欄となりました。

※その後4年生で学級崩壊するもポンプさんネタだけは生き続け、卒業時まで続きました。

このように書くとちょっと壮大な感じがしますが、
小学生によくある
“大人からするとどうでもいいくだらないこと”が異様なまでに面白く感じてしまうアレなんですよね。

アラウンドサーティーとなった今でも
ポンプさんでワクワクしてしまう私。
心は小学3年生なのかもしれません。


ボイラーさんの得意技で登場した“ABCスープ”のABCの正体はこちらです。

アルファベットのマカロニです。
給食では出されるのは
このマカロニ、キューブ状のにんじん、とろとろの玉ねぎ、厚切りベーコン、セロリあたりが入ったコンソメスープでした。

寒い日に出ると特にうれしかった記憶があります。

このマカロニがあれば家でも再現できますね。

いいなと思ったら応援しよう!

よもぎ よもぎちゃーん! はーい! 何が好き? ポテトチップスよりも お・ぬ・し