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よるくま【絵本】/ 単純な名前です



■「推しぽん 絵ぽん」


 推しの絵本の紹介です!
 すなわち「推しぽん 絵ぽん」

「推しぽん 絵ぽん」については以下の記事で……!
「絵ぽん」の推し活始めます


 今回は「よるくま」です。

 酒井 駒子:作 / 偕成社:出版社 / 1999年10月:発行


 知っていましたか……

 悲しみの黒い涙は、

 世界を真っ黒に染めてしまうことを……

 絵本「よるくま」が教えてくれました。

 でもね、

 たとえ一時、そうなったとしても、

 世界は……

 ちゃんと、もとに戻るのです。

 きっと……そのはずです……!



■単純な名前です


 不思議な感じが、心地いいのです。

 始まりは、ベットに寝ている男の子とお母さんとの会話からです。

 これは……日常です……

 でもすでに、不思議な感じがただよっています。

 濃い青色というのか紺色というのか、とにかく暗めの色が、そんな印象を与えているのだと思います。

 それが……

 次の見開きで、一転します。

 黄色です。

 背景が黄色です。
 黄色い部屋です。
 日常ではありえない……黄色です……

 きっと……

 メルヘンの世界に入ったということなのかもしれません。

 だって……

 ここで「よるくま」が登場するのですから。
 小熊の「よるくま」です。

 

「よるくま」……

 単純です。

 単純な名前です。

 間違いなく、
「よる」に出てきた「くま」だから「よるくま」ですよね。

 でも……

 これが、なんだかいいな~と感じるのです。

「よるくま」は、男の子が生み出した「くま」だからではないでしょうか。

 ですから……

 表紙に書かれているタイトルの文字だって、
 素っ気ないくらいにシンプルなのだと思います。

 男の子が生みだした「よるくま」には、
 凝ったデザインの文字なんて似合いません。

 でも……

 男の子をバカにしている訳ではないですよ。
 まだまだ続く男の子の話は、すごいのですから。


「よるくま」は、お母さんを探しています。
 朝起きたら、いなかったというのです。

 そんな「よるくま」を放っておける男の子ではありません。
 一緒にお母さんを探すために、夜の世界に出ていきます。

 ここで……

 また濃い青の世界に戻ります。

 そうして……

 私たちが、いい気持ちになってきます。

 きっと……

 夜の世界に酔ってしまうからだと思うのです。

 その酔いは……

 男の子の物語の世界に引きずり込まれてしまった証拠です。

 この時に、フワフワとしながら思うのです。

「よるくま」って、

 なんて素敵なネーミングなのだろうって……!



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「読み聞かせをしてみよう!よみっこ」chaury(チャウリー) ここまで読んでいただきありがとうございます。書き続けていくためには、読んでいただくこと、反応をしていただくことが大きな力になっています。これからもよろしくお願いいたします。

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