夫?主人?旦那? 何て呼ぶか問題
夫のことを「主人」と呼んでいた時期がある。
なんとなく、上品な気がして(笑)。
ある日のこと。
その場にいたのは、
伊豆から来ていた、
真っ赤なベレー帽のマダム。
80歳前後だったと思う。
たしか元・国語の先生だった。
夫の話になり、私が、
「主人が....」
と言った瞬間、
「あなたは彼にお仕えしているの?」
と返された。
私は一瞬、
意味がよくわからなかった。
「“主人”というのは、
上下関係のある言葉なのよ」
では、「夫」は?
「それは法律上の立場ね」
では、なんと?
「パートナー」
ほぉ。
主人って呼びそうな雰囲気なのに、
パートナーなんだ。
なんだかハイカラ。
まぁ我が家は
「パートナー」って感じではないなー、
と思いながら。
がしかし、
その夜は、マダムの独特な迫力に押され、
「パートナー」という言葉を
一生でいちばん使ったと思う。
帰り際、
マダムはリュックから
無農薬みかんをおもむろに取り出し、
「あなたにあげるわ」
と言って去っていった。
伊豆のみかんは甘かった。
◇
結局のところ、
マダムのご意見はさておき、
最近は「夫」に落ち着いている。
身近な人には「旦那」で。
ちなみに夫は、
私のことを「嫁」と呼ぶ。
理由を聞いたら、
「関西人、みんなそうちゃう?」
と一言。
ほんまかいな。
こちらもどうぞ↓
