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【36歳婚活】愛される派・愛する派?尽くす派?つくされる派?

36歳で本格的に婚活を始める時に、悩んだことがありました。

それは・・・
恋愛は愛される派・愛する派?どっちを優先する?
という問いです。

世間ではよく「愛され美人」とか「お目当ての脈あり・なしを見極める方法」みないな恋愛テクニック記事をよく目にします。
実際、愛される人ポジションの方が幸せなんでしょうか?


愛される派・愛する派?

相手をとことん追いかけて愛したい“愛する派”。
反対に、相手から一途に想われたい“愛される派”。

昔米国で流行った、How I met your mother (ママと恋に落ちるまで)というテレビドラマで、メインキャストのカップルがどっちが reacher でどっちが settler かというのを議論している有名な場面がありました。

  • The Reacher: Some one who reaches beyond their looks and dates above their own looks(自分よりもずっと魅力的な人と付き合っている人。Reachって届くっていうような意味合いなので、背伸びをした恋愛を頑張る人という感じ)

  • The Settler: Some one who settles for some one less good looking then themselves(自分が相手より魅力的だとわかってるけど何となく妥協して付き合っている人という感じ)

色んな方々のSNSをみていると、世間的には女性の恋愛はThe Settler(追いかけるより追いかけられる派、愛するより愛される派)のポジションの方が幸せになるという意見が多いようです。

でも、これってどうなんでしょう?
実際、短期的な恋愛の話じゃないでしょうか?

少なくとも、婚活にはどちらも当てはまらない
これが、私なりの結論です。

過去の恋愛の失敗。20代の大恋愛

20代の頃、大好きで大好きで仕方ない彼がいました。
7年間同棲し、私にとっては人生で初めての“大恋愛”でした。

けれど最後は、相手から別れを告げられる形で終わりました。
若かったこともあり、別れた直後は「一緒に過ごした時間をありがとう」なんて到底思えず、相当落ち込みました。2年ほど恋愛に前向きになれなかったのを今でも覚えています。

あの頃の私は完全に“追いかける恋愛”

相手にもっと好きになってもらうことばかり考えて、自分らしさも、本当の思いやりも置き去りにしていました。

「彼は私のことを本当はそれほど好きじゃないのでは…」という得体のしれない不安が自分の中でどんどん大きくなり、スケジュールや交友関係を必要以上確認したり、帰りが遅いと浮気を疑う——そんな、典型的なメンヘラ一歩手前の状態でした。

いま振り返ると、相手の気持ちや状況を無視し、自分の感情だけをぶつけてしまう一方通行のコミュニケーションが、最終的に彼を苦しめ、すれ違いを生んでしまったのだと反省しています。

この大失恋があまりに大きなダメージだったため、当時はしっかり向き合わないまま、間違った恋愛の方向へ進むことになりました。

過去の失敗からさらに重ねた失敗。大恋愛からの切り替え

7年同棲した彼と別れた後、私は2年ほどシングルで過ごしました。
正確には、次の恋愛に進む勇気も気力もなかっただけかもしれません。

ようやく心が少しづつ回復し「そろそろ恋愛してみようかな」と思えたとき、真っ先に浮かんだのは——
「もう二度とあんな辛い思いはしたくない」 という強い気持ち。

別居することになったあの日の痛みは今でも鮮明に覚えています。

だから次の恋愛では、
「相手の“好き”が自分の“好き”より明確に大きい関係にしよう」
と決めたのです。
そしたらあんなに傷つくこともない、という安直な考えで。

そんな時に出会ったのが、私が婚活を始めるきっかけとなった元彼でした。

20代後半から30代を共にした元彼は、本当に私を大切にしてくれる人でした。

海外移住すると言えば文句も言わずついてきてくれ、
記念日には花束とサプライズ、
毎日頼まずとも手料理を作ってくれて、
自分のキャリアにも真剣に向き合う。
他の女性に目を向けることもなく、
毎日たっぷりの愛情と褒め言葉を注いでくれる——そんな男性でした。
だから、交際3〜4年目までは本当に幸せでした。

「こんなに大切にしてくれる人がそばにいるなんて…」と心の底から思っていました。

しかし年月を重ねるうちに、彼の愛情や存在が
重い・しんどい・うっとおしい
と感じるようになってしまったのです。

本当に自分勝手ですよね。

でも冷静に考えると、最初の設定——
「次は相手は、相手の好きの方が大きい恋愛をしよう」
これ自体が間違いだったんですよね。

6年も交際し、同棲していれば、ある意味愛情は育っていきます。
それは家族的な愛情や愛着。

ただ、恋愛的な意味での「好き」とか「情熱」はどうだったか。

正直に言うと、
「相手のことは結構好き。でも、私を好きで大切にしてくれる彼の気持ちの方がもっと好き」
というのが、この関係の出発点でした。

誤解のないように言うと、恋愛としては本当に恵まれていました。

誠実で優しく、私を大切にしてくれ、心配するような外的要因も一切ありませんでした。

それでも、長い時間をともに過ごす中で——
男性として彼に魅力を感じられなくなっているかもしれない
と気づいてしまったのです。

だから当時、結婚したいと言われてもピンと来なかったんじゃないかなと。

過去の恋愛で学んだこと

過去にまったくタイプの違う2つの恋愛を経験して、私なりにひとつだけ分かったことがあります。

それは——
「愛される派・愛する派、どちらを優先すべきか?」という問いは、“恋愛を楽しみたい”のであれば考える価値があるけれど、婚活にはあまり関係がない。
ということ。

恋愛は”感情”が中心ですが、結婚は“家族になること”。

つまり、二人でひとつのチームをつくり、同じ方向に向かって人生のスコアを一緒に積み上げていく共同作業なんですよね。

だから、
「どちらが尽くすか」
「どちらがより好きか」
という視点ではなく、全体よしのバランスがお互い一致していることが重要。
そのバランスはどこから来るのかを考えた時に
① (どんな状況でも)この人を幸せにしたいと思えるか
② 一緒に幸せになるためにこれから共に努力しあいたいと思えるか

まずはここが大事だと気づきました。

そして次に、相手が同じ気持ちでいてくれるかを自分自身が疑いなく信頼できるかどうか(相手の気持ちの大きさは関係なく)。

この“相互性”こそが、長期的な関係を築くうえで本質的なのだと思います。

そもそも、愛情の大きさなんて測ることはできません。
「どちらがより好きか」も、受け取る側の感じ方次第。

だからこそ大事なのは、お互いが心地よいと思う愛情のカタチを理解し、その期待に応えあう努力をしあいたい関係でいられること。
その上で幸せを感じるのであれば、愛情の“大小”は本質的ではないのだと気づきました。

条件付きの恋愛をやめたら婚活も前進しはじめた

婚活をきっかけに、
過去の恋愛を振り返ってみると、私はずっと “条件付きの恋愛” をしていたことに気づきました。

「相手が自分をもっと好きでいてくれるなら安心」
「これだけ愛してくれるなら、この人でいいのかな」
「大切にしてくれるから一緒にいるべきなんだろう」
――そんなふうに、相手の“態度”や“条件”を基準にして、自分の気持ちを後回しにしていたんです。

でも、この考え方では婚活はまったく前に進みませんでした。

なぜかというと、
条件を基準にすると、相手を“評価する視点”が中心になり、自分の心の声がどんどん聞こえなくなるから。

相手のスペック、優しさ、経済力、家族への対応、趣味の合う・合わな、つくしてくれる・・・。

もちろん大事なことだけど、「条件がそろっている=幸せになれる」ではないんですよね。

特に婚活では、
「条件が良いから付き合う」
「愛してくれるから結婚を考える」
というスタートは、長い目で見ると、大きな困難に直面した時にそれを一緒に乗り越える機動力にはなりにくいのかなと感じました。

結婚は“共同生活”であり、人生のプロジェクト。

目の前にいるパートナー候補と長期的にチームを組む感覚が重要で、
条件よりやどちらの愛が大きかではなく、お互いに「一緒にこれからの人生を作りたい」と思えるかが決定的。

そう気づいてから、私は大きく視点を変えました。

■ 条件を見るのをやめて、まず自分の事を自分に問いかけるようにした

新しい出会いがった時、「この人は十分ステキか?」「この人は私を幸せにしてくれるだろうか?」ではなく、
「一緒にいると私はどんな自分になる?」という問いに置き換えてみることにしました。

婚活をしていると、どうしても“相手の条件”ばかりが目に入ります。
でも、本当に大事なのは 自分がどう生きたいか であり、
その価値観に寄り添ってくれる人かどうか。こちらも相手に寄り添いたいと思えるかどうか。

意外とその土台を忘れてしまっている女性が多いんじゃないなかと。
この視点に切り替えてから、驚くほど婚活がスムーズに進み始めました。

■ 「選ぶ・選ばれる恋愛」ではなく「選び合うパートナーシップ」へ

恋愛では片方の“好き”が強くても成り立つことがありますが、
結婚は お互いの努力や思いやりが積み重なっていく関係

だからこそ、
“選び合う” 関係になれるかどうか が大切なんだと感じました。

そして、この視点を持てたことで、私は今のパートナーと出会い、無理なく自然に結婚へと進むことができたんだと思います。


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