妾を見よ(毎週ショートショートnote)
ここのところ、妾の下僕はサボってばかりじゃ。妾の相手をせよと声を上げても画面に釘付け。
ほぉら、また画面に向かいおうてる。しかもそれは先程見ていたものと同じではないか。
ええい、下僕よ、妾の相手が大丈夫じゃろ!
「あぁ、もうミケったら!」
ふん、妾の相手をせぬ下僕が悪い。そなたの代わりに画面の向こうの下僕に相手をしてもらったまでのこと。
……にしても、あの下僕の動きは見事じゃったの。あれは、なんというものじゃ?
とりぷる あくせる?
摩訶不思議な言葉じゃの。
だが、妾もそれぐらいの技はできようぞ。
ただ、ちょっとばかり背を伸ばさぬといけないのじゃがの。
おお、ちょうどよいものを見つけた。妾を二本脚の姿勢にしてくれる、うってつけなそれを。
どおれ……
ほれ。思ったより簡単じゃ。下僕よ、どうしゃ、妾のほうがすごい……
…………
おおい、下僕よ助けてたもうれ。着地できぬぞ。
妾に巻きついてしまったかーてんを取り除いてくれまいか?
お題はこちらの「三毛猫トリプルアクセル」から。
アイデア被りまくりだな……
