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タイパ至上主義?「映画を早送りで観る人たち」を読んで

今日はこの本。

みなさんは、映画や動画、早送りや10秒飛ばしで観たことはありますか?
私は30代ですが、早送りはたまに、10秒飛ばしは未経験。

20代の倍速視聴経験者は、49.11%
さらに青山学院大学2〜4年生を対象にしたアンケートで、映像作品を倍速視聴しながら見たことがある人は87.6%

年齢が若い程、倍速視聴経験率が高いようです。

✅早送り、10秒飛ばしをする理由って?

主にこの3つです。

①映像作品の供給過多
②現代人の多忙ゆえのコスパ(タイパ)志向
③セリフですべてを説明する映像作品が増えた

①映像作品の供給過多
NetflixとAmazonプライムビデオは、おそらく常時数千本以上。u-nextは22万本以上、 Huluは10万本以上の作品数と自ら謳っています。
膨大な映像作品をチェックする時間に追われていて、さらにTwitterやInstagram、LINEなどのSNSもあるので、倍速がマストのようです。

②現代人の多忙ゆえのコスパ(タイパ)志向
これについては後述します。

③セリフですべてを説明する映像作品が増えた
SNS で「バカでも言える感想」が可視化されたことによる「わかりやすいもの」が求められる風潮の加速、それに伴う視聴者のわがまま化が挙げれています。

バカでも言える感想というのは、例えば
「わからなかった、だからつまらなかった」

視聴者のわがまま化は
「わからないような作品を作る方が悪い!」といういわば逆ギレ?のようなもの。
それによって、説明じみた作品が増えているんだとか。

以前から映像作品に対して「わかんなかった、つまんなかった」という人は存在した。
でもそれを発信する場所がなかったから(あっても2ちゃんねるとか)、表立って出てくることはなかったんですよね。
それが今はTwitterその他で簡単にできるので、可視化されたんです。

✅タイパ至上主義の理由とは? 

②現代人の多忙ゆえのコスパ(タイパ)志向
タイパは、タイムパフォーマンスの略。

タイパ至上主義の理由は?
友達の話題についていきたいから」 

そのために倍速や10秒飛ばしで観る。てっとり速く情報を得たい。
なぜ、そこまでして話題についていかなければならないのか?
現代は「LINEの常時接続」という習慣があり、 LINEの友達グループは四六時中つながっている。
分からなくても無視することは難しく、反応を返さないと波風が立つ。
だから倍速で情報収集して、話題についていく。

そうやって、とにかく共感しあわなければならない。
これを「共感強制力」と呼ぶんだそう。

✅鑑賞ではなく消費

なので彼らにとっては
映画や動画は「鑑賞」ではなく、コミュニケーション手段としての「消費」になっている、と。

例えば会議に出る前って、あらかじめ資料に目を通しておかないと!って思いますよね。
それと同じ感覚なんだそうです。

でも、「倍速や10秒飛ばしで見ること」って
「オリジナルではない」という意味では
映画を、映画館ではなくDVDで観る」ことや
音楽を、生演奏ではなくCDで聴く」ことと
同じことではないか?と著者は言ってます。

だとしたら、「倍速視聴なんてけしからん!」って目くじらを立てるのではなく、「作品鑑賞のいちバリエーション」として認めていくべきではないだろうか?いう話でした。

感想

早送りや10秒飛ばしで見る理由は「友達との話題についていきたいから
これって…おそらく友達がたくさんいる人の悩み…ですよね?
私、友達が少ないので(笑)、この悩みを抱えたことがないです。
所属しているLINEグループがたくさんあって、通知が鳴り止まなくて困る!話題も多様で大変!ゆえに忙しい!んですよね。たぶん。
想像はできるけど、共感はできないかな🤔

「友達との話題についていきたいから」という理由で何かを見たり読んだりって、昔からほぼないです。
あ、だから友達少ないんですかね?笑

友達が話題にしていたマンガが面白そうだったら読んでみるけど、興味なければ「へー!そういうマンガがあるんだね!」で終わるか、もしくは「どんな話なの?」って聞きます。

小学生の時、妹が「クラスで流行っているから〇〇(番組名)が観たい」と言って、家のテレビを占領していたことがあって。
その番組が、ビックリするくらいつまらない笑

たぶん妹もつまらないことは自覚してたんですが、妹にとっては「友達の話題についていく」ことの方が重要だったんだと思います。

なんだか否定的なことを書いてしまいましたが
数多い話題についていった結果、そこから自分の興味関心を発見することができたら、それって素晴らしいことですよね。
だから「作品鑑賞のいちバリエーション」として認めていくことが必要だし、なんならやってみることで見えてくることがあるかも?とも思いました。

他にも、ここでは紹介しきれなかったことが多数載ってます。
読み応え満載の本なので、興味ある方は読んでみてください。
ではでは!

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ようこ チップとデールは、ディズニーのキャラクターであるシマリスの仲良しコンビです。私はチップ推しです。