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《老後を不安に思った日に読んで欲しい一冊》三匹のおっさん

人生の後半って、
いったいいつからなんだろうと
常々思っている。

自分自身、
「いつ死んでもいい」と思いながら
生きている節はあるけれど、

今の日本は
どんどん寿命が伸びているし、
歳を重ねても元気な人は増えている。

そう考えると、
定年退職のあとって
みんな何をしているんだろうとも思う。

やっと仕事から解放されて、
急にぽっかり時間ができたとき、
人は何を支えに生きていくのだろう。

ちなみに私は個人事業主なので
定年退職というものがない。

だからこそ
「ずっと働き続けるのかもしれない」
という不安も、たまにある。

そんなことをぼんやり考えているときに
読んだのが『三匹のおっさん』だった。


この物語に出てくるのは
昔は悪ガキだった三人の“おっさん”。

けれど彼らには
それぞれちゃんと強みがある。

剣道が強かったり、
機転がきいたり、
人を見る目があったり。

その三人が結成したのが
まさかの、自警団。

町で起きる
ちょっとした悪事を、
自分たちなりに懲らしめていく。

もちろん世の中には
どうしようもない悪もある。

それでも
「せめて自分の近くで起きることだけでも守りたい」

そう思って動くおっさん達が
とにかくかっこいい。

私は
有川浩さんの物語が大好きで
これまでたくさん読んできたけれど、

ここまで
現実の延長線にあるような作品は
意外と少なかった気がする。

だからこそ
「歳をとるのも、悪くないかもしれない」

そんな気持ちにさせてくれる。

きっと一冊読み終える頃には
続きが気になって仕方なくなるはず。

ぜひ
『三匹のおっさん ふたたび』まで
読んでほしい。

おっさん達の活躍は
まだまだ続くから。


紹介した本はこちら

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