【第2話】投資勧誘の内容とは? 〜電話の裏に潜む“優しさ”の罠〜
大変!父に“暗号資産投資”の電話が…詐欺?主婦の私が猛勉強して助けた話(実話)
📞 “ただの勉強サポート会社”のはずが…
父が最初に話を聞いていた相手は、
「暗号資産のサポート会社」の若い営業マンだったそうです。
「ビットコインって知ってますか?」
「これからもっと広がるので、勉強だけでもしておくといいですよ」
といったやさしい口調での電話が始まりで、
最初はまったく“勧誘”という感じではなかったとのこと。
口座開設のサポートをしているだけの会社、
暗号資産について初心者向けに教えてくれる人——
そんな印象を父は持っていたそうです。
🗓 雑談のような電話が1カ月続く
その後も、定期的に電話がありました。
でもすぐに何かを勧めてくるわけではなく、
「最近の株どうですか?」「資産運用って気になりますか?」
「お金が貯まったら何に使いたいですか?」といった雑談ばかり。
「なんだか、話しやすくていい子なんだよ」
「営業って感じがしないし、聞き上手でさ」
父はそんなふうに、まるで親戚の甥っ子と話しているような感覚だったのかもしれません。
💰 ある日突然、「プレセール」という言葉が…
そして、1カ月ほど経った頃——
その営業マンが急にこんな話をしてきたそうです。
「〇〇さんにだけ、特別な話があるんです」
「実は今度、医療系プロジェクトで開発されているAI関連のコインが、
海外の大手取引所に上場予定なんです」
「そのコイン、**まだ有名になっていないけれど、
海外では話題になりつつあって、今が仕込み時なんですよ」
「しかも今はプレセールといって、
上場前の一部の投資家にだけ、割安で販売されてるんです」
🚀 夢のような話に、父は…
その話を聞いて、父の目が輝いたそうです。
「100万円分買って、上場後に400万円になったら——
100万円分だけ売って、元本は回収。
残りの300万円はステーキングして、毎月不労所得をもらえる……」
そんな“夢のようなライフプラン”が語られたといいます。
「銀行に預けても利息なんて微々たるもんだけど、
暗号資産なら持ってるだけで増える。
さらに預けたら複利で増える。
そんな話、信じたくなるだろ?」
父はそう言いました。
💬 私の胸に広がった違和感
私は正直、**「なんか全部うまくいきすぎじゃない?」**と思いました。
そもそも「プレセール」って何?
そんな特別な話、なんで父のところに来るの?
「上場前に安く買って、上場後に爆上がり」って、そんなにうまくいく?
そして、
「LINEグループに招待しますよ」
「そこにいる先生はすごく有名で、僕も学ばせてもらってます」
という流れで、父はその投資勉強会グループに入りました。
🧠 気づいた“営業マンのやさしさ”の正体
父が惹かれたのは、投資話だけではなく、
営業マンの「感じのよさ」「一緒に頑張りましょう」という空気感だったと思います。
でもそれは、最初から売り込むつもりの“布石”だったのでは?
少しずつ信頼関係をつくって、ガードを下げさせてから、
最後に「特別な情報」として話を持ちかける。
今思えば、**よくある“詐欺の型”**にも思えました。
▶ 第3話:プレセールってなに? 〜怪しい用語に潜むワナ〜
→ 次回は、“プレセール”“上場”“ステーキング”…聞いたことのない用語を、私が必死で調べた記録をお届けします。
