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ワーママが〝優雅な残業〟をして気づいたこと

「ちょっとご相談いいですか?急ぎじゃないので、明日でも大丈夫です」

部下から17:00にチャットが来た。就業時間は17:30まで。本来なら全く問題がない時間だが、気遣いの出来る彼は確認してくれる。

いつもなら、「ごめん明日で!」となるけど、今日は夫がお休みだ。

「ごめん、今日は残業させてもらう。ご飯先食べてて〜」と夫にLINEすると「はーい」と返事が返ってきた。

よし、今日は残業させてもらおう。  

保育園のお迎えは基本的に夫の担当。
それならちょっとの残業くらいできそうだが、そこはキモチを強く持って私も17時に会社を出る(フレックスのため、ルールとしてOK)

家族みんなが同じくらいの時間に帰宅する。夫は保育園の荷物と子どもたちのお風呂を済ませ、私は夕飯を風のような早さで準備する。

共働きの連携プレーはお互いの強い意思がないと成り立たない

仕事をしていれば、なんだか頭が冴えてノッテくるタイミングがある。締切は明日の夕方だけど、これさえ終わらせれば明日はあの仕事ができる。

ちょっとだけ。。

そのちょっとが、子持ちゴールデンタイムのペースをことごとく壊すのだ。  

残業してもいい?と許可を取り、昨日は終わらせたかった資料を片付けた。

話しかけてくる人が減るオフィス
細切れの会議やチャットもない時間帯
集中してデュアルモニターで作業する

なんとも快適な時間が過ぎる。

こういうのを世の中では〝優雅な残業〟と呼ぶらしい。

優雅というのは、ちょっと意地悪な気もするけど的をついている気がした。

優雅な残業としんどい残業がある。顧客に待たされたり、そもそも会議が長引いたり、時間に追われて吐きそうになる残業があることも知っている。

でも、優雅な残業はやはり優雅だ。

ワンオペで子どもと向き合う夜と比べて圧倒的に自分にハンドルがあるし、達成感もある。

そして、時間に追われて仕事を終わらせるのがデフォルトなワーママ(ワーパパ)にとって、こんな特別な時間はない。

帰宅後、夫に「お風呂にしますか?ご飯にしますか?」と、ふざけて軽い嫌味を言われながら、夕飯を食べた。

その日私は、家のことを何もせずに寝た(笑)
こんな贅沢なことある?と、夫が神様に見えた。

私の母はバリキャリ代表だったので、
「働いてもいないのに、偉そうなこと言うな。」とよく怒られたけど今の私ならこう言い返すだろう。

「働いてきただけで、家のこと何もしてないのに偉そうなこと言うな。」と。

どっちが大変という論議がしたいんじゃない。

ただ、子どもを持つ選択をして、その上で誰かのおかげで仕事に没入できる時間をもらえることは、すごーく特別で贅沢なんだと、肝に銘じるべきだ

と感じたエピソード。

出世したり昇給すると、ちょっと偉そうになりがちな自分のために、忘れないように記録しておこう。

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