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裏ノート|No.2金時草とにんじんの実験帖

にんじんと金時草と白ごま。
台所で混ぜながら、今日は甘さと香ばしさの行方を見ていた。



金時草は、思っていたよりすりやすくて、
すり鉢の中で、にんじんの甘みと混ざりながら
紫の色がゆっくりとにじんでいった。

にんじんは生のまま。
茹でるべきか一瞬迷ったけれど、
そのまま使っても、金時草とよくなじんでくれた。

途中で「ごまを入れるのは合うかな?」と考えて、
白ごまをひとつかみ、加える。
香ばしさがふっと立って、色の重なりが落ち着いたように見えた。



焼きあがった一枚は、菜花よりもずっと薄くのばすことができて、
パリッと軽い食感。
甘みがあって、そのままでもおやつ感覚で食べられる仕上がりになった。

食べ方もいろいろ。
おにぎりに巻くと香りが引き立ち、
サラダに細かくちぎってのせると、ドレッシングいらずのアクセントになった。



【使った素材】
• 金時草(葉のみ)… 約30g(ゆでて水気を絞る)
• にんじん(生)… 約30g(すりおろし)
• 白ごま … 小さじ1
• 塩 … ひとつまみ



【レシピの覚え書き】
1. 金時草をさっとゆでて水気を絞る
2. にんじんをすりおろす
3. 金時草を加えて、なめらかになるまですり鉢で混ぜ、白ごまを加える
4. 水分が足りない場合は、金時草のゆで汁を少し加えて調整
5. クッキングシートの上に1mmほどの薄さでのばす
6. 120℃で40〜50分、乾くまで焼く(中心は様子を見て追加)



【観察メモ】
• 金時草はすりやすく、ペーストになりやすい
• にんじんの水分で、追加の水なしでもまとまった
• 紫色は焼くと落ち着いて、茶色がかった柔らかい色合いに変化
• ごまが表面に浮いて、見た目にも落ち着いた印象に
• 全体が均一に乾きやすく、菜花よりも焼きムラが少なかった



【味と仕上がり】
• 甘みとごまの香ばしさがほどよく混ざり、
 おやつ感覚でそのまま食べても満足感あり
• ごはんに巻くと、にんじんの甘みが引き立ち、食べ応えが増す
• サラダにちぎってかけると、ぱりっとした食感と香ばしさがアクセントに



【台所に残ったこと】

にんじんの甘さと、金時草のにじんだ紫、
ごまの香りが、ゆっくり台所の空気に溶けていった。

そのままでも、ごはんにも、野菜にも。
何枚も焼きたくなる一枚だった。


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