連作詩/雨
5本、置きます。
Ⅰ.
音が一瞬消えた
湿気を帯びた土の匂い
頭上から聞こえる
静かに
街を包む音
Ⅱ.
頬にあたる
冷たいもの
次々落ちてくる
薄暗い空
雲が軽くなっていく
Ⅲ.
窓に伝う
何本もの水滴
湯気が覆う
コーヒーの香りが
脳に抜け
体の奥から温まっていく
Ⅳ.
葉と葉の間から
差し込む
ゆるやかな日差し
ひとつ
またひとつ
零れ落ちてくる
雨の余韻
Ⅴ.
閉めた窓
雨音が届く
外をのぞく
花壇は水浸し
人通りはない
濡れたい
5本、置きます。
Ⅰ.
音が一瞬消えた
湿気を帯びた土の匂い
頭上から聞こえる
静かに
街を包む音
Ⅱ.
頬にあたる
冷たいもの
次々落ちてくる
薄暗い空
雲が軽くなっていく
Ⅲ.
窓に伝う
何本もの水滴
湯気が覆う
コーヒーの香りが
脳に抜け
体の奥から温まっていく
Ⅳ.
葉と葉の間から
差し込む
ゆるやかな日差し
ひとつ
またひとつ
零れ落ちてくる
雨の余韻
Ⅴ.
閉めた窓
雨音が届く
外をのぞく
花壇は水浸し
人通りはない
濡れたい