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黎の軌跡レビュー「元軌跡ファンは復帰できるのか」

1.はじめに

どうも、ヨハクです。
今回は久々にプレイした軌跡シリーズ「黎の軌跡」をクリアしたのでレビューしていきます。最後にクリアしたのが閃Ⅱだったので、久しぶりに軌跡シリーズの作品をプレイしました。(なんと12年ぶり、時が経つのが早すぎる)

「新章開幕となる作品で復帰しやすそう。」、「久々に軌跡をプレイしたい。」そんな動機で遊び始めた本作をじっくりと70時間プレイしたレビューとなります。これからプレイするか迷っている人や同じ動機で購入を検討している人の参考になればと思います。

筆者の軌跡プレイ歴
・零、碧、閃、閃Ⅱ
※閃Ⅲで一時離脱


2.ざっくりと結論

本作の総評は「軌跡シリーズを楽しむことが目的ならオススメ」です。
前提として、私の軌跡シリーズに対するイメージは下記の通りです。
期待通りの体験ができる良い作品でした。
・ストーリー、世界観を楽しむことがメインのゲーム
・どちらかというと青いストーリー展開やセリフ 
・ゲームパートは良くも悪くも安定

「中二心をくすぐる、物語主動のRPG」これを求めるなら、個人的に買いです。(セール中は安くなってますし)
しかし、ゲームパート部分は無難でこちらをメインに考えている方は避けた方が良いでしょう。物語ゲーの舌になったときに候補に入れていただければと。

3.Good

ストーリーや演出の進化

閃の軌跡から3D化した本シリーズですが、凄く気になっていた点。それが殺陣のシーンです。動きが安っぽくて、せっかく物語に入り込んでいたのにスッと俯瞰してしまう感覚に陥っていました。
黎の軌跡ではごく一部ですが、作りこまれたシーンが見られ、今後の進化を期待できると嬉しくなりました。
ストーリーの構成自体は、恒例の各地に行って依頼をこなして異常を解決するものですが、3章くらいからキャラクターの個性が馴染み初めて面白くなっていきました。
※(初めての人向けに)このシリーズ、キャラクター付けが濃かったり、言い回しがクサかったりします。それも3章くらいには慣れてくると思います。

個人的にこのような細かな改善はとても好きです。昔、閃の軌跡Ⅱをやったときに納刀モーションがちゃんと付き始めて喜んでた記憶が蘇りました。

とりあえず、OPを見てみてください。過去の軌跡より確実にモーションが良くなってます。

世界観になじめばオモシロキャラだらけ

まずは、主人公のヴァンですね。設定は裏解決屋でクールでドライ(ぶっている)ですが、無駄にこだわりが強かったり、趣味になると完全に子供だったりゲーム開始と終わりで印象がガラリと変わるキャラです。ヒロイン(?)ポジションのアニエスのキャラが立っているのは勿論のこと、特筆したいのはアーロンとジュディスですね。
アーロンは登場当時、苦手寄りのキャラだったのですが、コイツは必要だって徐々に変化していきました。というのも、主人公のヴァンが年長ということもあり、イジってくれるキャラがいないんですよ。そこ中で、この軽いノリ(悪ノリ含む)ができるアーロンがいい感じに盛り上げ役になっています。ジュディスは見た目クールなポンコツキャラ、完全にギャグ担当ですが、今までのシリーズの旅パにいないカテゴリで新鮮でした。個人的に一番好きなキャラです。

色々と暴れまわってくれる良いキャラです

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ゲーム要素は可もなく不可もなく

ゲーム部分は可もなく不可もなく65点といった感じです。ほか作品とベースは同じでクラフト(特技)やアーツ(魔法)があって、装備品やこの作品独自の要素であるオーブメント(ほか作品でいう成長ツリーやマテリアに当たる部分)をカスタマイズし、タイムレーンで行動順やランダム効果付与を確認しながら戦う。(タイムレーン部分はFFXが近いでしょうか)
ゲームとして必要な要素はそろっていて、一見面白そうなのですが少し味気ないように感じます。不満点は以下の通り
・最大のカスタム要素であるオーブメントが自由にカスタマイズできない
 →素材がカツカツ過ぎるので拾ったものを付け替える程度になってしまう
・クラフトの習得が一通り終わると、戦術が固定化されてしまう
個人的にこの2点が大きく、せっかくカスタマイズ要素があるのだから好きにいじらせて欲しいし、長編なのだからRPGとしての部分も飽きない工夫が欲しいですよね。

パターン化

分かってて買ってますが、章立てで進行する物語の流れは特定のパターンになりがちです。ちゃんと面白い部分があるのですが、先が読めるというのは驚きや興奮といった体験を損ねてしまい勿体ないですよね。
分かりやすい、ゲームプレイの感覚が空いても話についていけるという点ではメリットかも?

その他

色々ツッコミどころはある

軌跡シリーズの賛否な部分で、「そんなわけあるかい!」や「都合よすぎ」な展開は健在です。そこ込みでノリで楽しむ。ゲーム(娯楽)なんだからコメディを見る感覚で、細かい所を受け流すメンタリティは必要です。いいんですよ、フィクションなんだから。

3Dキャラのモーションは最近のゲームに一歩遅れている

モデリングやモーションは最近のゲームには及びません。少し前のゲームですし仕方ないとも言えますが、エンドフィールドなどの無料ゲームが高レベルなモーションを提供してしまっているのでそこで目が慣れていると浮いてしまうかも。

まとめ(結局のところブランクは問題ない?)

多少触れていたこともあり、いつもの軌跡だなーと懐かしさを感じながら、
内容についていけない事もなく、自然と楽しめました。ただ、今まで以上に「あの時のあれが…」という言い回しが多い気がします。全部追っている人なら「アレね。」で済むかもしれませんが、せっかくの新章で別の土地なのだから、他の地域の出来事はキャラクターも「?」となり説明パートがあっても良いのではとも思います。(新規取り入れタイミングだと思いますし、資料読んで世界観を学んでというのは、基本無理な話です。)

改めて、ストーリーを目当てに購入するならオススメ。ゲーム性目当てなら本作じゃなくていい。だけど、確かに軌跡シリーズでしか味わえない独特な世界観はあるので。新規や復帰勢は本作からでもいい気がします。
(発売から期間が空いていることもあり、手頃な値段ですし)

以上、クリアして第一所感でした。
もう少し色々と言いたいことがあるので後で記事にしようと思います。

それでは、また次の記事で。

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