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40代後半、ADHD。自分の脳の使い方が、ようやく分かってきました。(自己紹介)

はじめまして。余白ふみです。

40代後半。3人の子どもを育てながら、クリエイティブ系の仕事をしています。

私にはADHDがあります。自分では、ASDの傾向も少しあるのではないかと感じています。

文章を書いたり、企画を考えたり、複雑な情報を整理したりすることは得意です。

一つのことについて、何時間でも考えていられます。

その一方で、以前はLINEの返信を考えすぎて後回しにしたり、大切な書類を開けないまま置いたりしていました。

やらなければならないことは分かっている。

それなのに、なぜか行動に移せない。

そんな自分を、長い間「だらしない人」だと思っていました。

でも、今は少し違います。

LINEの返事は、必要ならAIと一緒に文章を整理する。

大切な書類は、まず開ける。

すぐに処理できなければ、ToDoリストに入れて通知する。

苦手なことを、意志の力だけで何とかしようとするのをやめました。

特性そのものがなくなったわけではありません。

今も、疲れると混乱します。予定が重なると、頭が止まることもあります。

それでも40代後半になった今、私は以前よりかなり生きやすくなりました。

人付き合いは、本を読んで覚えました

私は昔から、人の噂話や悪口にあまり興味がありませんでした。

誰かが悪口を言っていると、

「そんなことを言って、何の意味があるの?」

と、本気で疑問に思っていました。

当たり前だと思うことを言っただけなのに、周囲からひかれる。

いじめられても、なぜ自分が攻撃されているのか分からない。

人との会話では、相手が話していることの先、そのまた先まで考えてしまい、

「どうして、その後に起きることが分からないのだろう」

と感じることもありました。

20代からは、コミュニケーションや人間関係の本をたくさん読みました。

相手がつらかった話をしたら、すぐに解決策を言わず、まず共感する。

話題がなければ、天気の話をする。

求められていない助言はしない。

私は人付き合いが自然に上手になったのではなく、社会の中で通じる方法を、ケース・バイ・ケースで学習してきたのだと思います。

周囲の色に合わせて、擬態してきた

大人になってからは、周囲の空気を観察し、その場に合う振る舞いをするようになりました。

話の矛盾に気づいても、すぐには指摘しない。

相手より先に結論が見えても、少し待つ。

本当は解決策を考えていても、まず「それは大変だったね」と答える。

背景に合わせて色を変える動物のように、周囲に溶け込む努力をしてきました。

擬態すれば、人間関係は以前よりうまくいきます。

でも、長く続けると疲れます。

だから私は、一人で過ごす時間が好きです。

一人なら、周囲の色に合わせなくてもいい。

自分の速度で、考えたいところまで考えられるからです。

考える力と、暮らしを回す力は別でした

40代半ばに受けた知能検査では、全体のIQは115前後でした。

一方で、ワーキングメモリは90前後でした。

私は、一つの問題を深く考えたり、複数の情報を結びつけたりすることは得意です。

でも、料理をしながら子どもの話を聞き、次の予定を覚え、途中で頼まれたことまで実行するのは苦手です。

深く考える力と、日常生活で複数のことを管理する力は、別のものでした。

そのことが分かってからは、

「なぜできないのだろう」

と自分を責めるより、

「どうすれば、この脳でもできるだろう」

と考えるようになりました。

本とパソコンとAIが、私の外部脳です

私は本を読むことが好きです。

行動経済学、脳科学、心理学、哲学、生き方、ライフハック。

ADHDについての本も、国内外を含めて20冊以上読みました。

アンガーマネジメントやアサーティブネス、認知行動療法についても学んできました。

18歳でパソコンを手に入れてからは、ずっとパソコンと一緒に暮らしています。

私にとって、パソコンの画面は頭の外に置いた作業台です。

頭の中だけでは消えてしまう考えも、画面に書けば残ります。

今は、ChatGPT、Gemini、Claude、NotebookLMなどのAIも使っています。

AIは、私の代わりに考えるものではありません。

頭の中にある考えを外へ出し、整理し、最後まで考えるための道具です。

3人の子どもと暮らしています

私には3人の子どもがいます。

上の子には、重い知的障害があります。

真ん中の子には、ADHDとASDがあります。

下の子にも、発達に少し凸凹があると感じています。

私自身にもADHDがあるため、子どもたちの要求が一度に重なると、処理しきれなくなることがあります。

以前は、母親なのに家庭をうまく回せない自分を責めていました。

今は、私の性格が悪いのではなく、処理する情報が多すぎるのだと分かります。

すべてを一人で覚えない。

予定や役割を見える形にする。

母親の注意力だけに頼らず、家庭の仕組みを変える。

夫婦は対等な親として、子どもの特性や自分の感情に、それぞれが責任を持つ。

そんな家庭にしたいと思っています。

このnoteで書いていくこと

このnoteでは、

以前はできなかったことを、どのようにできる形へ変えたのか。

本、パソコン、AIを使って、自分の脳を補う方法。

発達に凸凹のある子どもたちとの暮らし。

夫との、言葉が通じないようなすれ違い。

家庭の中で女性に偏りやすい負担。

薬やカウンセリングを通して変わったこと。

そんなことを書いていきます。

きれいな成功談だけを書くつもりはありません。

失敗したことも、夫に腹が立ったことも、子どもに優しくできなかったことも書きます。

今、生活がうまく回らず、自分を責めている人に、

「今のまま、一生困り続けるとは限らない」

と伝えたいからです。

特性そのものは、なくならないかもしれません。

でも、自分の脳を理解し、道具や薬、支援、知識、仕組みを使うことで、暮らしやすくなることはあります。

私は40代後半になり、以前よりかなり生きやすくなりました。

私が遠回りしながら身につけてきたことが、誰かの近道や希望になればうれしいです。

これから、どうぞよろしくお願いします。

※この記事は、私自身と家族の経験について書いたものです。プライバシー保護のため、一部の設定や時期を変更しています。発達特性や薬の効果には個人差があります。服薬については、医師の診察と指示のもとで行っています。

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