実は、かなり逆風にさらされていた「鬼滅の刃」
先日より絶賛公開中の劇場版「鬼滅の刃/無限城編第一章」は、報道によると公開10日間で興行収入128億円に到達した、とのこと。
この動員は日本映画史上の最速記録更新らしく、ヘタすりゃこれ、歴代NO.1興収記録樹立(興収404億以上)の可能性が出てきたのでは?

いや、ホント良かったですよね。
正直、不安要素は色々あったと思うんですよ。
「鬼滅」が「無限列車編」で歴代最高興収を記録したのは2020年のことだが、あれからの数年間、ぶっちゃけのところ「鬼滅」には向かい風が吹いてたんです。
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正直、このふたつのスキャンダルは「鬼滅」にとって大ダメージだったね。
特に櫻井さんってさ、冨岡義勇という結構重要な「柱」なのよ。

ちなみに冨岡は、かなり硬派なキャラだからねぇ・・。
ところが当の櫻井さんは、奥さん以外の別の女性と10年、また別の女性とは15年交際してた(つまり三つ股?)わけです。
これ、めっちゃ解釈が難しいわ。
不倫は確かによくないが、その不倫相手との交際が「10年」「15年」となると、これ完全に「浮気」の範疇超えてますよ。
「本気」じゃん?
普通、チャラい浮気ならこんなには長く続かないでしょ。
ある意味では誠実。
多分、櫻井さんってこういうタイプ↓↓なんだろう。


・・そう、宇髄天元は3人の嫁を平等に愛するという、これはこれで誠実なオトコだったんですよ。
本来、櫻井さんが演るべきは冨岡じゃなく、この宇髄の方を演るべきだったんだと思う。
そこは、ミスキャストだったとしか言いようがない。
ともあれ、宇髄の愛のカタチは大正時代だから許されたにすぎず、令和ではNGみたいですね。
結局、櫻井さんは色々な作品で降板を余儀なくされた。
しかしながら、「鬼滅」制作陣は頑として櫻井さんを降ろさなかったのよ!


それどころか、今春の「Crunchyroll アニメアワード」授賞式で、「鬼滅」チームは櫻井さんを「代表」として単独でステージに立たせたんだからね。
あれは「櫻井は降ろさん!」という一種の「宣言」だったと思う。
・・しかし、皆さんは不思議に思ってるかもしれない。
櫻井さんは他のアニメ作品ではがっつりと降板させられているというのに、なぜ「鬼滅」ではOKとされたのか?と。
そう、ポイントはそこなんですよね。
こういうのは中居正広や国分太一の最近の騒動でも皆さんお分かりのように、とにかく「世間」がもう許さないものなんですよ。
・・だけど、ここでいう「世間」って何?

ちなみに、皆さんの中に「中居正広/国分太一に対し、怒りがおさまらない」という人、実際にいますか?
多分、そんな人、ほとんどいないと思います。
少なくとも私の周りには、1人もいない。
ぶっちゃけのところ、実は誰も怒ってはいないんですよ(そりゃ、何の実害もない相手だからね・・)。
だけど、メディアは彼らを徹底的に叩くことが正義であるかのような空気を作り上げている。
こういうことの本質って、一体何だと思う?
結局、その本質とは<経済システム>なんです。
中居さんも国分さんもタレントだから、「広告塔」という装置として<経済システム>の中枢に組み込まれちゃってたのよ。
この<システム>ってやつは、メーカー/代理店/商社、ありとあらゆる企業が複雑に絡む巨大な機構であり、その中の1パーツ、広告塔の好感度が少し下落しただけでも、もはやそれだけで機構全体に何らかの「狂い」が生じてしまうものなのね。
で、この「狂い」をリカバーするには、「このパーツだけが腐ってたんです。他には何の問題もありませんから!」ということにして、<システム>全体を守ることを優先するしかない。

・・分かります?
こういうのは全て<経済システム>側のロジックであり、実は我々一般人には、ほとんど関係がない話なんですよ。
ただし、我々一般人もその<システム>に内包された「消費者」という装置ゆえ、<システム>の保全の為、「このパーツは腐っていた!許せない!」と懸案のパーツ切り捨てに「世論」として加担するようメディア(←当然、これもシステム)によって巧妙に誘導されているわけさ。
・・ホント、こういうのにいちいち加担させられるのはバカバカしい限りだよね(笑)。
さて、櫻井さんに話を戻すが、彼がなぜ「鬼滅」では切り捨てられなかったについて、それは「鬼滅」の製作委員会の特異性にこそ理由があるんだ。
じゃ、この「鬼滅」製作委員会の構成、皆さんはご存じですか?
「鬼滅」製作委員会
①集英社

②アニプレックス

③ufotable

・・そう、この3社だけなんですよ。
こういう3社だけの製作委員会なんて、かなり珍しい。
普通なら、広告代理店(電通など)や放送局(フジテレビなど)が入るよね?
広告宣伝のスペシャリストである彼らがいないと、映画の告知が難しくなるから・・。
と、今までは誰しも思っていた。
でも、「無限列車編」の時の製作委員会も①~③の3社だけだったぞ。
なのに、きっちり興収404億という超特大ヒットを記録しました。
・・そう、みんなそれで気付いたんだよね。
「電通やフジテレビが製作委員会に入ってなくとも何とかなるのか・・。
つまりそれって、テレビCMは今ほとんど広告価値ないという意味じゃね?」


・・うむ、実際それに近いものがあると思う。
これまでは「テレビありき」だった広告宣伝というものが、明らかに近年は軸足が別のところに移ってきている。
そして、仮にそうだというなら、もはや広告代理店や放送局に媚びなくてもいい時代なのかもしれん。
そもそも、ゴールデンタイムのテレビ視聴率が一桁というのが普通の時代である。
正直、もうアイツらはウルサイだけで、いらん存在だよね・・と。
というかさ、ぶっちゃけ、電通やフジテレビが今回の製作委員会に入ってたら間違いなく櫻井さんは降板ということになってたと思うよ?
だって、広告代理店/放送局こそが今までずっと<経済システム>の印象操作を担ってきた中枢であり、そういうところが櫻井さんの作品介在を許すわけないじゃん?
・・だからね、そういうところを早くに切り捨てていた「鬼滅」はホントにラッキーだったんですよ。
いや、もしも電通やフジテレビが製作委員会に入ってた場合、まず真っ先に、彼らはufotableを追放してたはずなんだよ(刑事告訴の時点で)

でも今回の「無限城編」、この近藤さんは
制作プロデューサー・・近藤光
総監督・・近藤光
脚本・・近藤光
音響監督・・近藤光
音楽演出・・近藤光
という八面六臂の活躍をしてて、ほぼ本作は「近藤光の作品」といっていいんじゃないかな、と。
こういう4年前に有罪判決(執行猶予3年)を食らったばかりの前科者が、「禊」も何もなくいきなりまた寵児として返り咲いた例なんて、私は今まで見たことないっすね。
・・どうなんだろう、私はワイドショーとか1秒も見ない人なので分からんのだが、人のバッシングや揚げ足取りが三度の飯より大好きなワイドショーコメンテーターの方々は、この「前科者」近藤さんの大成功に対してどんなコメントしてるの(笑)?
あるいは、逮捕は「無かったこと」にしてスルーし、ただひたすら近藤さんを絶賛してるんだろうか?

ひとつ聞きたいんだが、皆さんの中に
「犯罪者の作ったアニメなんか私は見たくない。
だから今回の『鬼滅』は見ない」

という潔癖な方はいらっしゃいますか?
あるいは、
「不倫した声優が出てるアニメなんか私は見たくない。
だから今回の『鬼滅』は見ない」

という方、いらっしゃいますか?
多分、そんな人は皆無でしょう(笑)。
実際、それは「鬼滅」史上最速の興収100億円超えというカタチできちんと出てますから・・。
いや、私は嬉しくってね。
既定路線なら、<経済システム>により間違いなく潰されたはずの櫻井/近藤両氏が、今回、こうしてまさかの逆転ホームランを放ったわけよ。
「その人の過去はどうあれ、作品がよければちゃんとヒットする」
というごく当たり前のことが普通に証明されたんです。
私が知る限りだと、こういう事例はかなりレアである。
うむ、櫻井さんや近藤さんがイケたというなら、私、実はあともうひとり、チャンスをあげたい人がいるんですけどねぇ・・。

古谷徹さんは、ドル箱「名探偵コナン」でがっつり降板させられました。
ちなみに「コナン」の製作委員会の構成は
・小学館
・読売テレビ
・日本テレビ
・ShoPro
・東宝
・トムスエンタテインメント
の6社となっています。
このメンツでいくと、やっぱり降板ということになっちゃうんだろうね。
でも皆さん、「GQuuuuuuX」で最後、古谷さんが出てきて嬉しかったでしょ?
逆に、「突然不倫男が出てきたから『GQuuuuuuX』は最後とても嫌な気分になりました・・」という人、いますか?
そんな人なんて、めったにおらんと思うんだけど・・。

