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右門捕物帖3発売

「右門捕物帖3」新発売

キンドル版

ペーパーバック版

捕物帳を最初に書いたのは「半七捕物帳」の岡本綺堂ですが、彼は推理小説、ミステリの一形態として書いたのです。
つまり、時代を江戸にした推理小説でした。

ですから捕り物帳は、時代小説の態を為しているけれど、その本質は推理小説、ミステリなのです。

半七捕物帳は、松本清張や横溝正史、都筑道夫など、多くの人々から評価されて来た、いわば捕物帖の代表作ですが、私は「半七」は面白いと思いません。
まず主人公がおじさんくさい。物語もスリリングではない。

そして私が敬愛する都筑道夫は推理作家でありながら、評論家でもあるので、数々のエッセーを書いていますが、彼は半七を絶賛する反面、「右門」も紹介しており、しかし、発端は怪奇で興味を引くが、推理の段になると論理にアラがある、というようなことをおっしゃっていました。
しかしそれでも彼はこれを勧めてもいたのです。

そこで私が読んでみると、私は「右門」の方が気に入ったのでした。
そもそも都筑道夫は「シャーロックホームズ」を高く評価していません。それはホームズものが往々にして冒険小説的だからでしょう。
しかし、私はむしろ冒険小説を求めているので、ホームズものが好きなのです。
そしてその系統のせいか、「右門」を気に入ったのです。



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