「芸術は爆発だ」という言葉の真意
「芸術は爆発だ。」(岡本太郎さん)
短く、鮮烈で、エネルギーを感じる言葉。
「芸術」の意味について。
ぼくは芸術といったが、それは決して絵・音楽・小説というような、職能的に分化された芸ごとや趣味のことではない。今世間で芸術と思っているのは芸術屋の作った商品であるにすぎない。
ぼくが芸術というのは生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する。そのような生き方こそが芸術なのだということを強調したい。
「爆発」の意味についても、以下のように続きます。
ところで一般に「爆発」というと、ドカンと大きな音が響いて、物が飛び散り、周囲を破壊して、人々を血みどろにさせたり、イメージは不吉でおどろおどろしい。が、私の言う「爆発」はまったく違う。音もしない。物も飛び散らない。
全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償に、無目的に爆発し続けるべきだ。いのちのほんとうの在り方だ。
(中略)
自分を認めさせようとか、この社会のなかで自分がどういう役割を果たせるんだろうとか、いろいろ状況を考えたり、成果を計算したり、そういうことで自分を貫こうとしても、無意味な袋小路に入ってしまう。
今、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。
効率や成果、見返りや意味を求めてしまいがち。
だけど、そうではない。
自分を抑え込む「枠」や「常識」を突き破って、ありのままの自分を全力で表現すること。上手でなくてもいい。
ただ、今この瞬間に、全身全霊で挑むこと。
私は、そんなメッセージだと受け取りました。
自分なりには、毎日に全力投球をしているつもりでも、どうしても「自分が薄く」なってしまっている時間はあるはず。その自覚もある。
だからこそ、このメッセージは刺さります。
芸術は爆発だ。
→生きることは、今この瞬間に、自分の全力で挑むことである。
そう読み換えて、腹の中に据えておこうと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
