斜め
今回は少し前に読んだ本を紹介。
松本卓也「斜め論」
精神科医の方が書いた、どちらかというと専門書よりの本。
2~3回、目に留まったので、中身は大して読まずに買ってしまった…
(帯コメントが三宅香帆、東畑開人、千葉雅也という濃い面々だったので、何だか面白いのではと思ったというのも大きい)
読んだ感想としては、、
そりゃやっぱり深くは理解できない…(泣)
他の書籍のときもそうだが、やはり哲学的な話ががっつり入ってくる専門書になってくると、なんとなく輪郭はつかめるけれども、こうやって言葉に落とし込んで説明しようとすると、厳しいものがある。言語化できるレベルでの理解には程遠いようだ。(この書籍の中では特にハイデガー、ラカンあたりが理解できない…、ドゥルーズとガタリに関しては入門書を読んだのでなんとかついていける)
こんな感じで難しい話題ではあったものの、具体的な例が多くでてきたので読みやすい部分も実際は多かった。何よりこの「斜め」という発想は確かに重要なものになってくるのではないかと感じる。色々な側面で応用できそうだ。
垂直(おしつけ)ではなく、水平(よこならび)だけでもない、斜めへ
予期せぬ着地点はこういう発想から出てくるのだろうなと考えさせられる。
この本では、精神科臨床や心理臨床、当事者研究、オープンダイアローグ、依存症といったテーマに即してこれらの話を展開している。考えようによっては、他のジャンルや学問領域の話でも何か見えてくるのかもしれない。
「斜め」という新たな方向性。
色々な物事を考えていくヒントとして覚えておこうと思う。
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