「昔みたいに頑張れない」あなたへ。心と体の波を乗りこなす、双極症エンジニアの省エネ仕事術
この有料記事は、私が10年以上うつ病と双極症に悩み、何度も失敗と再発を繰り返しながら、血肉を削る思いで見つけ出した「自分を守りながら働くための生存戦略」の全てです。
巷にあふれる自己啓発本のように「頑張れば道は開ける」といった無責任なことは言いません。
エンジニアとしての論理性を総動員し、具体的で再現性のある「技術」だけを詰め込みました。
価格は、コーヒー1杯分ほどの490円です。
発売から1ヶ月間は、この悩みを抱える一人でも多くの方に届けたいという想いから、セール価格の390円でご提供します。
この先何年も続いていくあなたの仕事人生が、この記事の技術を使うことで少しでも心穏やかなものにする。そのための「ツール」になればと願っています。
・病気や体調の変化で、以前のように全力で働けなくなった
・無理をすると、数日から数週間寝込んでしまう
・仕事のペース配分に悩み、常に燃え尽きのリスクを感じている
・精神論ではなく、今すぐ使える具体的な仕事の技術が知りたい
・AIを使いこなし、仕事の負担を少しでも減らしたい
もし一つでも当てはまるなら、この記事はあなたのためのものです。
私も、これまで何度もうつ病を繰り返し、最終的に双極性障害だと診断されました。今は会社員として勤務し、フルリモートワークでプログラマ―をしています。
うつ病歴のある方も、双極性障害の方も、共通するテーマは「再発を防ぐ」あるいは「再発した時のダメージを最低限にする」ということですよね。そのために、どうしても発病前よりセーブした生活を送ることが必要になり、昔のようには頑張れない自分に気づいてしまう。
先日、「寝る間を惜しんで働いて、趣味にも仕事にも邁進……家事も子育てもやって……少しやせた。本当に大変だけど充実してる!」という方の記事を読み、何とも言えない気持ちになりました。
しゃにむに頑張れば、私たちにもできないことはないかもしれません。でもそれをやったら最後、力尽きて数週間から数か月は寝込むことになるでしょう。羨ましい、と感じる。そのエンジンは、今はもうない。
本当に残念なことですが、まずこれを認めるところから始めましょう。今後、もしかしたら前のようにバリバリと働ける瞬間が訪れるかもしれないけれど、とにかく、「今はそうじゃない」と。
でも、だからって全てを諦める必要はありません。物事に取り組む時の選択肢が、少し減ったというだけ。別の方法で、やりたいことを実現していく道は必ずあるはずです。
この記事では、そんな「昔とはエンジンが変わってしまった自分」を前提として、どうすれば自分を壊さずに仕事を続け、成果を出せるのか。
そのための具体的な「技術」を、私の経験を交えてお話しします。
第1章 「今の自分」のスペックを、まず知る
まずは、「バリバリやっていた全力の自分」という幻想を手放すことから始めてみませんか。
今の自分の「メモリ容量」や「バッテリー残量」を正確に把握することが、すべての始まりになります。
「疲れたな」とか「集中できないな」といった自分のサインに気づく。例えば、数時間前よりも明らかに「ため息が増えた」なら、それは客観的に「休むべき」と判断できます。
「昔は出来たのに」という思いは、一度脇に置きましょう。過去ではなく「今はこうなんだな」と受け入れること。
「できるはずだ」という根性論でどうにかなる段階は、もう過ぎてしまいました。私たちは「気合」だけで生きている漫画の登場人物ではない。自分をいたわっていかなければならないし、本来ならそれが当然でした。それに気づけたこと。それだけは、幸運なことだったのかもしれません。
そんな私たちが仕事をする上で、何よりも大切なのは「完了させること」です。
あなたの完璧主義が求める120点ではなく、及第点の60点で「終わらせる」勇気を持ってみましょう。なぜなら、未完了のタスクこそが、私たちのエネルギーを最も確実に奪っていくからです。この憎むべきエネルギー浪費の仕組みを、ツァイガルニク効果と呼びます。
あなたにも、心当たりがあると思います。
「ゆっくり休みたいけれど、まだ終わっていないアレが気になる……」
「かといって、仕事に手は抜けない」
感情的に「完璧にしたい」と思ってしまうのは分かります。私もそうなんです。でも、本当は、今あなたのエネルギーを奪っているのは「未完了」という状態そのもの。だから、その不快な感情に打ち勝って、合理的で戦略的な「完了」という選択をしましょう。
そして、「過去の自分」とは比べない。今できることに集中し、日々のコンディションを「パラメータ」のように捉え、その日の出力の上限に合わせて、取り組むタスクを調整していくのです。
ベッドから起き上がるのも辛い日。
そんな日は、「会社に行けただけでOK」くらいに、ハードルを下げてしまっていいんです。人間、ただそこにいるだけで誰かの役に立っている、という瞬間も案外あるものです。
第2章 「最低限」のタスクリストを用意する
タスクを「頭を使うもの」と「手だけ動かすもの」に仕分けてみましょう。
その日のコンディションに合わせて、実行するタスクをパズルのように組み合わせるのです。
でも、全く頭が働かない……という日もありますよね。
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